IT未経験の方へ!キャリア構築に登録型派遣がおすすめな理由3つ

派遣

こんにちは。転職コンサルタントのHiRokiです。

本日は、IT職未経験や経験が浅い方でもキャリアを積んで行くための方法をご紹介します。
私も派遣会社におりましたが、その中でも登録型派遣をおすすめします。

派遣会社でIT職担当をしていた経験から
なぜIT職は「登録型派遣」がおすすめなのかを説明させていただきます。

実際に20代だけに限らず、派遣登録者の年齢というのは実は約半数が40代〜50代となります。
理由は、年齢的なものが合わないとして転職や就職活動に苦労されてる人が多くなるからです。

総務省統計局:労働力調査より

理由が色々とありますが、同じスキル・同じタイプの人で「26歳」と「43歳」の方がいたらどちらが採用されやすいでしょうか?

答えは・・・26歳です。

やはり将来性などを考えたときに、どうしても若いほうが有利なのは現実です。
もちろん、会社の雰囲気や平均年齢的に43歳の方を採用したいという会社もあります。

「年齢」が合わないという人の割合が増えてきてしまうのは、こういった理由からです。

やはり40代以降の未経験職に挑戦するのが難しくなってきますが、私の担当した派遣社員さんでもIT職種でスキルアップしている人というのは実は少なくありません。

もちろん、50代の人でも意欲がある人はスキルアップをどんどんしています。

ITエンジニアの派遣って!?

実は、ここ最近どこの派遣会社もIT職種の派遣に力を入れてきています。

部署が分かれているだけでなく、派遣会社のサイトも分かれていたり、ITエンジニア専門の派遣会社、さらには細かい職種にこだわっている派遣会社まで登場しています。

IT職種については、以下の記事が参考になると思います。
転職先に困らない!未経験でもIT職でキャリアを積める理由5つ

実際にIT職の人手不足もあり、今後もまだまだ必要とされる分野です。

新型コロナウィルスの影響もあり、派遣の柱である事務派遣は6割も仕事が減りました。

しかしIT職種の派遣がまだまだ求められています。
なぜなら、一時的に人が必要になったり、新しい技術が登場したり、いろいろな技術が求められたりと様々な場面で状況に応じた人材が必要となるからです!

だからこそ今後も人が必要になる業界であることは間違いありません。

登録型派遣と常用型派遣って!?

厚生労働省:労働者派遣制度について

労働者派遣させる労働者が、派遣元に常用雇用される方のみである場合を「常用型派遣」、派遣労働を希望する労働者があらかじめ派遣事業主に登録しておき、派遣時に一定の期間を定めて派遣労働者を雇用する場合を「登録型派遣」と呼ばれています。

厚生労働省:労働者派遣制度について

簡単にまとめると、登録型派遣は派遣会社(派遣元)と派遣先会社が結んだ契約期間において、その期間に合わせて雇用契約を結ぶもの。
常用型派遣は、正社員や無期雇用の派遣社員と雇用関係を維持したまま、派遣元と派遣先の契約において労働力の提供をするもの。

となります。

前回の記事での「正社員」として働く場合は、常用型派遣の働き方をしている企業が多い。もちろん、自社での業務もあるのが派遣契約を結んで、そこの会社に「常駐」することも多いのだ。

今回は、このあえて「雇用の期間が決まっている」登録型派遣をおすすめしている。

登録型派遣をおすすめする理由

何も考えずにITの仕事がいいなと正社員として就職した場合にどうなるでしょうか。

もしIT業界の知識があまりない状態で就業したとすると「こういうことやりたい」と希望がだんだん出てくる可能性があります。

あるいは、最初から希望を持って入ったが経験がないために、入社時に会社の事業方針などがよくわからなっとするとどうなるでしょうか。

「この会社ではやりたいキャリアが積めないかも・・・」

という思考になる可能性があります。

また、最初から「この言語を生かして仕事をしたい」「この工程のプロフェッショナルになりたい」「プロジェクトマネージャーをやりたい」など希望が明らかにあるときは、正社員だといろいろなステップを踏まなければならない可能性があります

では、なぜ登録型派遣だと希望通りに行くのか。

希望通りに行く行かないは、どのレベルまでスキルを高められるかということも影響します。
実際に派遣就労していた際に「ステップアップをしたい」と思ったときには派遣先の方の判断だけでなく、「派遣会社の担当者」という第三の目が見ててくれます。
つまり、もしチャレンジしたいポジションが派遣先の会社になかった場合は派遣元(派遣会社)の担当者がぴったりな案件を紹介してくれる可能性が高いのです。

私が担当していた方の実例を見ていただければと思います。

登録型派遣でステップアップした方の実例

40代男性<br>田中さん
40代男性
田中さん

実は、ご相談がありまして。
現在、ヘルプデスク業務をしていますが、もう少しレベルの高い仕事がしたいです。
どちらかというとネットワークやサーバーなどのインフラ分野にチャレンジして見たいですが・・・

HiRoki
HiRoki

わかりました。
実は、田中さんは派遣先の会社さんからも非常に評価が高くて私もポジションがないか交渉しておりました。他部署にネットワークやサーバーの運用をやっている部署があるので、受け入れられないか確認してみますね!

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HiRoki
HiRoki

佐藤さん、実は御社のヘルプデスク業務で活躍している田中さんという方がいるのですが非常に評価も高くてサーバーの勉強をしている方がいます。40代の方なんですが、非常に前向きなのでポジションがもし空いていましたら安心感もあるので、是非と思いまして、いかがでしょうか。

派遣先担当者<br>佐藤さん(仮)
派遣先担当者
佐藤さん(仮)

ご提案ありがとうございます。実は、来年度の繁忙期に向けて人の募集をしようか悩んでおりました。もしよろしければ、一度職場見学を実施させていただきお話させていただきたいですが、可能でしょうか。

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HiRoki
HiRoki

田中さん、職場見学が可能となりましたのでよろしくお願いいたします。
時給に関しても最初は「お試し」ということで時給1800円〜のスタートとなりますが3ヶ月で問題なければ通常の2100円まであげていただけるそうです。

40代 男性<br>田中さん
40代 男性
田中さん

本当ですか!?
ありがとうございます!!
ぜひよろしくお願いいたします。
何かあれば、引き続きお願いいたします。

というような感じで、実際に同じ企業ではあるが就業場所が変わったという方も数名いらっしゃいます。
実際に派遣先・派遣元と関係ができていると次の職場が紹介しやすいのです!

時給が上がりやすい

登録型派遣の場合は、いわゆる日本の採用よりも海外の採用手法に近い部分があります。
「ジョブ型」と言われます。
だからこそ、派遣営業は案件の内容を確認するとともに、ある程度予算的なものも確認します。そして、「この業務であれば・・・」と派遣社員さんに支給している金額の相場から割返して「時間単価●●円くらいですね」と提案するのです。

もちろん、既に派遣会社を利用していて、●●さんが時間単価▲▲円だから、「●●さんくらいのレベルの人で▲▲円くらいがいいんだけど」のような基準で判断される会社さんもあったりします。

ただやはり相場的なものが存在するので、先ほどの田中さんのように業務が出来ない可能性がる場合の提案は少し金額を下げたりして交渉をすることもあります。

もしかしたら、田中さんがそれ以上の業務スキルを身につけたりするとこんな交渉もあります。

HiRoki
HiRoki

田中さんですが、もともと運用で●●円で入ったのですが、今は構築も行っているとお伺いしました。もし、よろしければ相場が●●円になっていまして、ここまでとは言わないですが●円の単価アップは相談可能でしょうか。本人もここでの業務に対して前向きな部分もあるので、評価を金額で表すことでモチベーションも保てると思います。

というように、実際に派遣先へ金額交渉することもあります。

次に田中さんが他の職場に行くときは「構築」のカテゴリーでマッチングを行うため、明らかに時給が上がります。

相場に関しては、各派遣会社の求人を見たり、派遣会社の案件が乗っているリクナビ派遣なども活用するとわかりやすいと思います。

プロジェクトの案件も多数なので、チャンスが豊富

IT業界は、プロジェクトの案件も豊富です。
1年でプロジェクトが終了したとしたら、その後にはさらに一つの上の工程にチャレンジできる可能性もあります。
また、もう少し同じ工程を他の会社で経験することも可能です。

もちろん、チャレンジするためには「一生懸命にやる」ことで評価を「派遣会社の営業」や「派遣先担当者」にしてもらうことが重要になります。
人柄を重視することも多いので、「無理だから」ではなく一生懸命やってプロジェクトが終了したら新しいチャンスを掴むというサイクルを作ることが重要です。

また、色々なIT会社が一般企業に対してIT化を提案し、いろいろな案件が常に出回っています。この流れはこれからしばらくは終わりません。

だから、時給も上がっていて、非常にチャンスなのです。

人手不足感が追い風になる

新型コロナウィルスにより、人手不足感が薄れているホテル業界や飲食業界などがあるが、その一方でITは変わりません。

むしろ、withコロナの世界観で事業を回していこうとすると「人」と接する機会を減らす必要が出てきます。
だからワタミが人が注文を運ばないような焼肉店を展開したりと、どんどん新しいサービスが生まれているのです。

こういったシステムを構築するためには、やはりシステム開発というのものが必要になります。
会社に依頼を受けてオリジナルのシステムを構築することもあるし、●●業界向け●●システムと言ってパッケージを作成して売るということもあります。

今後の世界観でいうとIT業界の仕事は増えて行くし、それに対して労働人口の減少+IT人材の不足が伴います。

IT人材は人がいないことから、まだまだ未経験者の付け入るスキがあるのです。

派遣社員の実態

労働力調査より作成

派遣社員という枠でグラフを作成して見ましたが、55歳を超えるとやはり人数的に減少してきます。

年齢が高い人をあえて採用する企業というのは少ないです。
逆に年齢が高くてもスキルがある人は非常に重宝されています。

先ほどの40代の方のように未経験からチャレンジしている人もいるし、50代から新しい言語の習得に挑んで就業している人もいるし、60代から今までの知識を活かして派遣で働いている人もいます。

このように年齢により、幅が狭まる可能性はあるものの結局は人柄やスキルが重視されるます。

ITの未経験者・経験が少ない人におすすめの派遣会社は?

パーソルテクノロジースタッフ(旧 インテリジェンスの派遣)

リクルートスタッフィング

パソナテック

まとめ

  • 一緒に働いている人だけでなく、派遣会社から評価・協力してくれる可能性がある
  • プロジェクト単位だから、いろいろな案件にいろいろなタイミングで出会える
  • まだまだ人手不足があり、経験がなくてもチャレンジできる案件が増えている

未経験からでもステップアップしやすい業種となるため、おすすめです!

今後もIT系の実例やおすすめの転職方法、独立方法、転職サイトなどの紹介も引き続き行っていきます。

実際に派遣のキャリアップや時給UPなどで悩んでいる方もぜひご相談ください。
まずは、無料相談よりご連絡ください。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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