派遣は複数社で!派遣会社の登録は2社以上がオススメな理由3つ

派遣

こんにちは。転職コンサルタントのHiRokiです。

本日は、派遣の仕事を探すときに派遣会社に登録すると思うが、その登録する会社は2社以上のなどは複数社に登録した方が良い理由を紹介していく。

派遣会社での経験をもとにお伝えしていく。
自分の希望を叶えている人は、よっぽど派遣会社での信頼が厚く評価が高い人か、今回ご紹介する2社以上に登録して優位に進めているパターンが多い。

派遣会社は選考を1社しか進められない

派遣会社は、派遣先との派遣契約において派遣先会社に選考させることはできない。そのため、社内選考が通るまでは並行して何社も選考することはできるのが1社社内選考が通った場合は他の選考を進めることができない。

ただし、本来は派遣契約が結ばれたものに対して、このようなルールが引かれているのでこの時点で選考が終了となるはずなのだが、実際はそうではない。

ここから社内選考を通過したら、実際には派遣先の会社は「選考」はしないが「お互いの確認の場」を設ける。それが「職場見学」「擦り合わせ」などと呼ばれたりする。

一般的な流れは以下になる。

エントリー(いくつでも可能)
 ↓
社内選考へ進めるか、進めないか判断される
 ↓
社内選考通過(1社のみ、他の案件は進めなくなる)
 ↓
職場見学
 ↓
契約可能か連絡(ここで雇用契約の意思確認あり)

このように、実際にエントリーから2,3日で全てを進められる可能性もあるが、全ての流れを行うのに2週間〜3週間かかることもある。
その間に他の選考が進めなくて、もし職場見学で「合わない」と判断されたり、判断したりする際に次の仕事探しへのブランクが出てしまう。

だからこそ、仕事探しの際には1社ではなく2社以上を使ったほうがいいのだ。
ただし、各派遣会社との連絡を行うため、連絡しなければいけない頻度は上がる。
少し一時的に忙しくなる可能性あるが、安心感もぐっと上がるのは間違いない。

派遣会社はその人の評価を集約している!?

派遣会社はマッチングが全ての会社だ。もし、全く合わない人を派遣してしまった際の工数がかなりかかる。

画像:日本看護協会より

もし、ミスマッチしてしまうと「派遣先」に対して、「派遣労働者の労務の提供」が適切に提供されない状態になってしまう可能性がある。あるいは逆に、「労務の提供」を適切に行おうとしているのに、「指揮命令」がまともにされない・・・などもあるかもしれない。

だからこそお互いのためにも派遣元である派遣会社は「派遣労働者」についてミスマッチを減らすための情報を蓄積している。

一般的な派遣会社の流れはこうである。

派遣元は派遣先候補になるよう企業から案件を獲得する
 ↓
派遣元の案件担当者(派遣会社により異なる)は案件に合う方を探す
 ↓
エントリーした人に関わらず、合いそうな人に積極的にアプローチをかける
※その際に、登録されている経歴や過去の評価なども参照
 ↓
社内選考中の人の中から、職場見学を企業に打診
 ↓
職場見学が設定できる方に社内選考通過連絡し、職場見学設定
 ↓
職場見学後に、結果と契約可能な場合は契約についての連絡

そう例えば、派遣会社と揉めてしまった人や派遣先とトラブルを起こしてしまった人は、その経緯が残ってしまう可能性があるのだ。よほど大きいトラブルでない限りは、「こういう職場でのマッチングおすすめ」などの、その人に合いそうな職場環境が共有されることが多い。しかし、どこに行っても同じ対応だと「こういう人物」という経緯が残ってしまう可能性がある。

そうなるとなかなかマッチングがされない。もしかしたら完全に敬遠されてしまうこともあるかもしれない。だからこそ、明らかに選考が進まないと思ったときには、この部分も疑ったほうがいいかもしれない。単純に「スキルに対しての相場がずれている」という人もいるので、一概には言えない。

だからこそ、相場ズレかどうかも合わせて確認するためにも2社以上の利用をお勧めする。

単純にその会社にしかない案件があるかもしれない

もう一つは、単純にその会社にしか出ていない案件があるかもしれない。
先ほどの派遣会社の流れから営業力によるものかもしれないし、あるいは「欠員」が出たポジションに対して同じ派遣会社へお願いするというパターンもある。

「来週早々にも人が必要」「来月までに5人必要」などの要望がある企業の案件に関しては、数社の派遣会社にお願いしているパターンが多いだろう。

ただし、1名というパターンの場合には何人も面談するのが大変なので、信頼している1社にお願委するなどもある。そうすると利用していない派遣会社へ案件が出ていることもある。

最近では、1社にしか出していないというパターンは少ないと思うが、それでも2社や3社にしかお願いしていないパータンも多いので、2社利用することで、そういう案件があれば拾いやすくなるのだ。だからこそ、大手の派遣会社は1社は利用することはおすすめだ。

まずは、案件を見て登録する派遣会社を探すというのもありだ。

まとめ

  • 派遣会社1社につき、基本的に1つの案件しか選考が進まない
  • 派遣会社に過去の情報などが残っている
  • 派遣会社により持っている案件が違う可能性がある

今回は、このように派遣会社は1社ではなく2社以上を利用したほうがいい理由を列挙した。
実際に私の担当した方でも「絶対にこの条件ではないと働かない」という人もいるが、そういう人はハードルを高くしている分、派遣会社を数社+フリーランスとして数社登録しているなんていう方もいる。

自分の行きたい業界や業種により、派遣会社も選んだほうが良い。
これに関しては改めて記載する。

実際に派遣会社での就業で成功したい、どうしたら良いかということのアドバイスが欲しいなどの方は無料相談からご連絡いただければと思う。

相談自体は無料で行わせていただく。その後のサポートが必要でない限りは無料とさせていただく。

本日もお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました