超裏技!面接に活かせる求人から読み解く本当のターゲット!

就職・転職

こんにちは。転職コンサルタントのHiRokiです。

今回は、元求人広告営業の私HiRokiが営業時代から感じていた面接対策ができる企業と難しい企業についてお答えする。
また、「もしかしたらブラック企業かも!?」なんて気づくチャンスになることも!?

不人気職種ほど、しっかりと「良さ」が打ち出されていれば安心だし、それについてもっと深く研究すれば良いが、「良いかも」と思っても胡散臭い求人もあるので注意!これは、実際に入って見ないとわからない部分ではあるが、アンテナを張ることは可能だ。

職種や会社ブランド力により、採用難易度が変わる

まず、改めてお伝えしたいことがある。

企業の採用力=ブランド×条件×採用活動力 となる。

何が言いたいかというと

めちゃくちゃ有名な企業で、労働条件が良ければ、採用活動はほとんどしてなくても採用力がある企業になる。
つまり、こういう会社は人気だ。

例えば、

誰もが知っている大手で事務、月給30万円〜、残業はほぼありません。

となっていたら応募がめちゃくちゃ集まっていて難易度が非常に高い。
そして、この企業は採用活動にそんなに力を入れなくてもいいのかもしれない。ただし、場合によっては「こういう人がうちは合う」「こんな人が活躍できる」「こういう人が長く続いている」などの言語化をして打ち出している企業も多い。

新卒採用がいい例となる。

そういう会社は採用活動にも力を入れており、より多くの応募を集めて、よりマッチした人を探し出すという企業努力をしているのだ。

逆に

世の中の99.99%の会社の名前は知らないだろう。
そうなるとそういう会社は労働条件をあげるか、採用活動に力を入れていかなければならない。というか、これが一般的な方法である。

さらに、人手不足な昨今で「アットホームな会社です。月給18万円〜」と書かれているだけの企業だったら、あなたは応募したいだろうか?

つまり、しっかりと言語化している企業は自社分析能力も高く、分析する価値があり、採用される人とされない人にも差が出てくるのである。

求人ってどういう風に作っているの!?

まずは改めて簡単に流れから説明しよう。

企業は求人を出したいと思った時に、「どこに出すかを検討する」
  ↓
検討した企業(求人広告、人材紹介、人材派遣など)に問い合わせをする
  ↓
その会社の営業が実際に足を運んで、ヒアリングしプランなどを提案する
  ↓
予算や採用計画に合わせて、1社〜数社を選んで求人を掲載依頼をする
  ↓
求人広告の場合は、採用するターゲットを決め、条件などを確認し、難易度をすり合わせ
  ↓
ターゲットに合わせて働いている人や、社長などに取材をして写真撮影や文章を構成する
  ↓
掲載となる

ざっというとこういった流れになる。

営業も先ほどの難易度に合わせて、応募が集まらなそうであれば、企業に提案をする。

 人材サービス産業の近未来を考える会より

こちらも募集要件によって変化をつけるのである。

例えば、

営業経験3年で、マネージャー経験がある人。土日出れる人がいいな。月給20万円で!

ってなった時に「無理」ってなる。
応募したいと思うターゲットが思いつかないのである。

そこで営業は提案する

HiRoki
HiRoki

営業経験3年ある方だと月給20万円は厳しいかもしれません。
飲食業や、販売業での店長経験がある人はどうでしょうか。
土日も少しは出れる可能性が高まります。
ただし、可能であれば25万円くらいですと可能性が高まります。

のように募集ターゲットを変更して、条件を提案したり。

表現の工夫の場面では

HiRoki
HiRoki

実際に、そういう人って活躍されてないですかね?
いらっしゃるんですか!?
その方を全面的に押し出して、経歴や実際にしている仕事内容、この仕事をしていてよかったことなどを取材させてください!

そして、そんな風にして、取材して見つけた強みをコピーに落とし込む

えっ、営業未経験からマネージャー!?元飲食店長のAさんは土日休み増えて家族幸せに

恥ずかしいけどもこんな感じで原稿を作成していく。

そういう原稿から何を見出すの!?

そう、ここからが本題になる。

つまり、この会社は元々この求人を出すまで「どんな風に出すか考えていなかったのだ」

ただし、ここからも問題になるのだが、こういう原稿が世に出ていたとすると、この会社この原稿を出稿することを決定している。・・・つまり、このターゲットということで同意したはずである。

だから、基本的には「店長経験者」はこの原稿に応募する資格があり、まさにターゲットなはず!

ここから、その原稿やHPを読み込んで、「どんな人が欲しいのか」を明確にしてみよう。
先ほどの流れを見れば、「営業経験者で、マネージャー経験」だったが難しいからターゲットを広げている。しかし、マネージャー候補あるいはマネージャーが不足している、あるいは不足するだろう状況は変わらないのだ。

だから、ただの条件が載っている求人では、「会社の課題」が見えてこない。
が、求人広告には「会社の課題」に気づける可能性がある。

つまり、どんな人だったら、この課題を解決できるのか。
先ほどの経験を満たしているだけでは経験は弱いはずだ。だけど、「どんなマインドがあれば良いのか」「どんな展望を持っている人が合うのか」それを考えて行けば良い。

例えば

この会社では、失敗を推奨してくれます。それは、あえてではありませんが挑戦した失敗については誰からも咎められることなく、むしろ賞賛されます。

みたいな文章があるとしたら、この部分が大事になる。

この文化に憧れる理由と、自分がチャレンジしていく人だというエピソードがあればよい。

考えてもターゲットがわからない原稿は!?

正直いうと、まだまだそういう原稿が世の中には溢れていると思う。

例えば

「月給●●円!未経験から始める●●」

などは、コピーだけ見てターゲットが不明だ。

もしかしたら、内容を見るとわかる可能性もあるが、コピーには行き届いていない。

というか、特に「誰でもいい」と考えてる可能性もあるし、「応募がきてから」と考える企業もある。

ただし、もしこの内容を見て仕事内容しか書かれていない場合は、難しい。
「仕事内容に興味がある」まではかろうじて伝えられても、この会社でなければいけない理由がなかなか思いつかない可能性がある。

また、なんとなく行って、なんとなく採用されてしまうのも怖い。

なぜ採用する?忙しくなるから?人がやめたから?

こういう時は、ホームページなども細かくチェックすること、どこかのページの記事や取材内容がUPされていることもあるのでチェックが必要だ。
そして、人が足りない理由がどうしてもわからない場合は、聞いて確認しよう。

例えば、

色々と記事を読ませていただいて、今後この業界が何年は伸びていくだろうということも理解できました。勉強不足で申し訳ございませんが、御社はその中でどういう差別化を図っている部分や独自の計画などがあれば教えていただければ幸いです。

なぜそんなことを聞くかって言われるかもしれないが、

私も御社で働くにあたって、自分のキャリアで考えていることが「こういうことができたら」というのは先ほども申し上げましたが、実際に考える上で可能性や、御社の仕事を行う上で貢献するにあたり方向性を知っておけたらと思いました。

のように答えておけば、教えてくれると思う。

あまりに濁されたら、考えていないか、ブラックである可能性が高いので注意!

面接で活かすために何をすれば良い!?

結果的に企業研究が必要になってくるということだ。

そもそも求人を募集しているということは、「人が必要」

「なぜ人が必要?」

「どんな人が必要?」

この回答に対して当てはまる人が採用されるということ。

だから、ここを想像しながら自分の強みと会社へ貢献できることを結びつけられれば良い。

また、質問する際にもターゲットが打ち出されている原稿には「情報が散りばめられている」

当たり障りのない原稿には、会社の特徴がつかめないが、本来の「広告」にはターゲットが絞り込まれている。

もしかしたら、このターゲットに当てはまらないかもしれないが、そのターゲットを考える前には課題がある。その課題を解決できれば、ターゲット通りの人でなくて良い可能性もある。

もし、面接に進めた際にはしっかりと「どんな人が欲しいのか」を考えて、自分が解決できる理由を自分の経験談やエピソードから導き出せると採用率は上がってくると思う。

まとめ

今回は、「求人広告」についての営業目線での見方を伝えて見た。

  • 求人を出しているということは、人が必要ということ
  • なぜ人が必要なのか、求人広告から読み解けることもある
  • もし、情報が足りないときはHPや記事をチェックしてみよう
  • 課題がわからない時は質問するのもあり
  • どんな人が欲しいのかを想像して、合わせにいくことで採用される可能性が上がる

求人広告の営業が提案しているのは、実はこれだけではない。

他のアプローチ方法や、求人サイトを生かすためのオプション提案、面接方法などなど。
改めて、こう行った裏話的なものは小出しにしていていけたらと思う。

気になる点や、相談に乗って欲しい部分があればぜひ無料相談を!
また、SNSなどでシェアしていただければ幸いです。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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