こんにちは。転職コンサルタントのHiRokiです。
本日は、「派遣」として働くために必要な派遣会社への登録について解説します。
派遣会社の登録方法ってどうすれば良いのか?
登録会って何をするの?
元派遣営業として登録会の際に意識しておいた方がいいポイントなどをお伝えします。
最近ではWEB登録できる会社が増えていますが、どのような違いがあるのでしょうか?
ちなみに登録会と呼ばれていますが、複数人で行われることはありません。
基本的には、「個人」で予約して1対1で行われます。
目次
登録って何!?
そもそも派遣会社への登録ってなんでしょうか?
まずは、派遣の仕組みについては上記の記事からご確認ください!
派遣会社で派遣されて働くためには、派遣会社に登録する必要があるのです。
必要な情報が登録されて初めて面談、就業が可能になります。
登録方法ってどんな方法があるの!?
登録方法は2種類になります。
①来社登録
②オンライン登録、WEB登録
それぞれの登録方法について解説しますね。
来社登録
派遣会社に実際に行って登録を行います。
大手の派遣会社なら登録センターがターミナルの駅となるところにあります。
一般的な流れに関しては、WEB動画を見せられることが多いです。
実際に私が働いていた派遣会社でもそのように対応していました。
来社登録のメリット
来社登録のメリットとしては、やはり実際に面談ができることでしょう。
初めての人にとっては、派遣会社の流れが理解しきれていない部分があると思います。
エントリーの仕方、仕事紹介のされ方、仕事の決まり方、始め方。
一連の流れについてはWEB動画でも解説があると思いますが、不明点を確認できるのが対面のいいところ。
コツ的な部分や、登録の際のちょっとしたコツなんかも教えてくれるかもしれません。
「安心に、不備なく、スピーディに」行くなら来社登録がオススメです。
来社登録のデメリット
来社登録のデメリットとしては、やはり手間がかかることです。
やはり移動の時間がかかること、交通費がかかることです。
また、「WEBでもできるじゃん」って思う場面が出てきます。
おそらく面談時間は30分くらいになる可能性があります。
WEB入力やWEBでの説明を見ている時間が30分くらいが一般的だと思います。
自分でものすごく調べてから行動する方だと「行く意味がなかった」と思ってしまうかもしれません。
オンライン登録、WEB登録
オンライン登録=WEB登録となります。
派遣会社も「派遣して働く人」が増えなければ、ビジネスが成り立ちません。
「派遣できる人」がいない状況を作らないため、登録者の獲得を常に考えています。
そこで
来社登録から、簡易的なオンライン登録・WEB登録に切り替えているところが多いです。
さらに、このコロナ禍でこの流れは一気に加速していると思われます。
オンライン登録・WEB登録のメリット
やはり、家の中からや移動中に登録できることが一番のメリットです。
もし、来社登録にハードルを感じるならばオンライン登録をお勧めします。
・持って行くものを用意する必要がない
・服装を気にしなくていい
・とりあえず登録ができる
何かを始めようとするときのハードルって
「あれはどうするんだろう」「これはどうするんだろう」と考えてしまうことが多いと思います。
この部分が一切ないというのがオンライン登録のメリットです。
オンライン登録・WEB登録のデメリット
オンライン登録・WEB登録のデメリットは、アドバイスがその場で受けられないことです。
入力時に不明な点があると進まないことです。
入力方法や入力の形式などがわからないと先に進めません。
ただ、入力時に誰にも会えなかったとしてもその後に仕事を紹介してくれる人とは「電話」や「メール」でやり取りをすることになります。
登録完了して仕事が紹介される状態まで行ければ特に問題はありません。
登録会の流れは!?準備は!?
登録会に参加する際の流れや、準備は何をすれば良いのでしょうか。
ポイントをお伝えします。
登録会の準備について
登録会に参加するためにはどうすれば良い??
まずは、派遣会社のホームページから登録へ進みます。
東京23区の登録会を検索大阪の登録会を検索検索から探していただければ、登録日に合わせて確認もできます。
いくつかの会社に一斉にエントリーすることも可能です。
参加する際の準備物は!?
参加する際には、以下が必要となります。
・印鑑
・本人確認書類(免許証、パスポートなど)
・給与振込口座(キャッシュカードや預金通帳など)
メール等で案内もあるので、忘れないようにしましょう。
WEB登録の際にも本人確認書類などを写真で撮ってアップロードするなどが必要になります。
参加する際の服装は!?
スーツやオフィスカジュアルをオススメします。
指定されないこともありますが、写真の登録をすることが多いです。
特に就業先に提出されることはないと思いますが、就業時に提出する旨を登録契約書に盛り込んでいるケースもあります。
知らないところで悪い印象を与えてしまわないように、無難な服装で行った方が良いと思います。
登録会の流れは!?
①WEB動画にて説明
②経歴の登録
③適性検査、スキルチェック
④面談
WEB動画にて説明
これは、オンライン登録・WEB登録する際に見るものを実際に行ってから見ることになります。
もしかしたら派遣会社によっては、「説明」をすることがあるかもしれませんが大手派遣会社では動画視聴が一般的です。
経歴の登録
実際に経歴を登録していきます。
ただし、これはオンラインやWEB登録もできるので派遣会社によってはここまでをオンラインで済ませることも可能です。
個人的には、ここまでをオンラインで行い、一度面談に伺うのが最良かと思います。
経歴に関しては、できる限り正確に細かく入れた方が良いです。
ここで嘘をついてしまうと紹介される仕事が「できなそう」と思ってしまうからです。
最後まで嘘をつき通せれば高い時給で働くことも可能です。
※注意
私も実際にそういう方を見てきました。
ただし、やはり働いた後にスキル不足・経験不足がバレることが大半です。
少しだけ相場より時給が高いくらいだったら、「意欲」でカバーできます。
明らかに高い時給だと「割に合わない」と初回で契約が終了してしまいます。
そして、次の仕事は時給が落ちる可能性が高いです。。。
レベルの高い仕事に挑戦できる可能性はありますが、バレると信頼を落とします。
経歴の登録に関しては、細かく記載した方が良いため登録会で登録した後もブラッシュアップしていくことをオススメします。
マッチングする際に、「この経験あるかな」「この時、こういうことやってたかな」というのがわからずに実は紹介できたパターンもあったりします。
適性検査、スキルチェック、
派遣会社によって違いますが、私がいた派遣会社では適性検査を行っていました。
本人の指向性などがわかる簡単なシートになっています。
スキルチェックは、ほとんどの会社が「タイピングスキル」をみると思います。
その他、国語・算数などの簡単なテストです。
特に何かをするわけではないですが、全てデータ化されます。
そしてマッチング部門のスタッフや営業スタッフは情報を確認することができます。
ここの点数や数値は点数化されてデータとして残ります。
気にする人はあまりいませんが、よほど悪いとマッチングされにくくなりますので、ちゃんと受けておいた方が良いです。
面談
面談については、希望などを伝えることで希望条件などを擦り合わせできます。
もしかしたら、この場で仕事を紹介してくれるかもしれません。
ただし
自分がどんな人間かチェックされていることも忘れずに!
マッチングするまでの過程に「どんな人が合うか」を派遣会社は選別する必要があります。
そのため、大手の派遣会社ほど会っていない人をマッチングする中で「どんな人か」が気になります。
この情報は働いた実績があれば正確に残ると思います。
しかし
働く前の情報は、この登録会での「振る舞い」により
「コミュニケーションの特徴」「服装」「変なくせ」などはチェックされます。
あまりに「変わった人」だと判断されると情報が全部残っているためマッチングがされなくなるかも・・・。
まとめ
まずは「派遣」に興味がある人は登録することをおすすめします。
「派遣」にも種類があるため、登録をする際に「マッチした働き方や仕事探し」を提案してくれる可能性が高いです。
また、派遣会社も「人」をデータ化することで管理していることも頭に入れてください。
もちろんリアルなコミュニケーションが増えるとそれも蓄積されていきます。
ただし、最初は登録の際の情報が全てとなります。
必ず、派遣会社と良好な関係が築ける努力は必要です。
派遣に関して気になることや、ご相談があればお問い合わせください。
また、記事にしてほしいことがあればコメント等にいただければと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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