転職に派遣はあり!?元派遣営業が語る!メリット・デメリット

派遣

こんにちは。転職コンサルタントのHiRokiです。

本日は、派遣会社で営業していた私が感じる「転職に派遣はありなのか!?」です。
メリットとデメリット、こんな人にオススメというのを紹介したいと思います。

終わらない転職活動。決まらない仕事。経験のない仕事などなど。

そもそもの結論から言ってしまいましょう。

「あり」です。ただし、職種や仕事内容により注意が必要です。

派遣が有効活用な時ってどんな場合!?

派遣という選択が賢いと言えるのは「目的が明確な時」です。

例えば、現在経験している経歴では明らかに希望の仕事の職務経歴書が通らない。
職種を変えたいけど経験がないから給料がギリギリのラインよりも下がってしまう。

などの場合には選択肢が非常に広がります。

例えば、営業経験者の私がIT職に転職したいと思ったとします。

現時点では、全く経験がありません。
基本的には社員でも新卒並みの給与になってしまう可能性があります。
またIT職種と言ったとしても実際にプログラミングをするのではなく、お客様との調整業務などを中心に行う業務に就く可能性もあります。

「どうしても開発をしたい」「将来は、1人でアプリを作りたい」なんて思ったとしてもに未経験かつ年齢が高くなってくると採用される確率がどんどん低くなってしまいます。

そんな時はこそ、「派遣」という働き方を選択肢に入れるのはありです。

例えば、「1年間は時給1700円くらいでもアシスタント的に働ける職場を探そう」などと幅を広げることも可能です。
もちろん、実際にプログラミング経験がなかったりすると苦労する部分もあると思います。
独学でも経験があったり、その他のコミュニケーションスキルがあればカバーすることができれば可能性は広がります。

最近では、新卒で就職するのではなく派遣という働き方で新卒の給与より高い給与を得られるケースが往々にしてあります。

23歳、24歳くらいの人が時給2700円で働いているなんてこともざらにあるのです。

こんなケースにもおすすめです!

派遣で働くメリットは他にもあります。

たとえ給与が下がったしても得られるメリットがあるのです。
ただし、あまりに小さい派遣会社や評判の悪い派遣会社では微妙なケースもあるので注意も必要です。

どんなメリットかというと・・・労働時間を抑えたい、週4日で働きたいなどの要望がある際に有効です。

派遣で働くということは、派遣会社が雇用主となります。
大手の派遣会社の雇用者数となると普通の企業よりも明らかに多くなります。
派遣先になる企業が小企業から大企業まで様々です。

派遣元(雇用元)の責任は、どんな派遣先へ行こうが一緒なのです。
だから、もし仮にも基本的に派遣先で不正・ハラスメントがあった場合は派遣労働者は派遣元へ相談することが可能です。

派遣以外の場合は、雇用先=就業先になるので、どうしても弱い立場になりがちです。

雇用元が大手派遣会社だったりすると社会的責任があるので、派遣先へ強い要望を出しています。それにもし、派遣先となる企業がルールが守れなようであれば契約できないという状況まで追い込まれてしまうこともあります。

そういう厳しいルールのもとで管理されるため、残業した場合は残業時間をしっかりつけることができるし、就業前に要望を出しておけば希望に沿った就業先を紹介してくれるのです。

正社員の時に労働時間で苦しんだ人や、体調を崩してしまった人なども派遣社員になることで満足して働いている人は何人も見てきました。

働き方をこだわりたい人には有効な手段となります。

派遣で働くのに、オススメの業種ってある!?

実際、3大都市圏の給与はどれくらいだろうか。

職種別平均時給は、営業・販売・サービス系で過去最高時給を記録。オフィスワーク系、クリエイティブ系、IT系が前年同月比プラスでした。具体的な時給額は「オフィスワーク系」職種が1,583円(前月比横ばい、前年同月比+11円・0.7%増)、「営業・販売・サービス系」職種が1,506円(同+13円・0.9%増、同+22円・1.6%増)、「クリエイティブ系」職種が1,883円(同+7円・0.4%増、同+11円・0.6%増)、「IT系」職種が2,247円(同-19円・0.8%減、同+17円・0.8%増)、「技術系」職種が1,814円(同-28円・1.5%減、同-50円・2.7%減)、「医療・介護系」職種が1,310円(同+13円・1.0%増、同横ばい)でした。

enジャパン https://corp.en-japan.com/newsrelease/2020/22121.html

上記は、2020年3月の平均賃金になっています。

正社員などと同様に実際に行う内容や経験・スキルによって金額は大きく異なるというのが実情です。

それでも、正社員やアルバイトよりも時給が高くなるというのはよく起こります。
4月から同一労働同一賃金が始まり、「交通費別途支給」「賞与・退職金を加味した時給」となるので、若干状況が変わってくる部分もあると思います。

待遇が悪くなっているということは、まずないので待遇はどんどん改善されているでしょう。

どんな派遣会社に登録すれば良いの!?

派遣会社に関しては、名前がしっかり通っているところをオススメします。

理由としては、社会的責任を負っている企業だと何かまずいことがあるとダメージが大きいです。
信頼がないと派遣登録者数が増えず、ビジネスに影響が出てしまうのです。
そういう大きい派遣会社をオススメします。

【2024年】派遣会社のおすすめランキング・口コミ|オリコン顧客満足度
派遣社員の経験がある13,046人に【オリコン顧客満足度】が調査を実施。満足度が高い派遣会社ランキングを発表します。口コミ・評判も充実!登録前の比較・検討にお役立てください。

オリコンのランキングここにあります。

ここに出てくるところを2〜3社併用して使うのをオススメいたします。

パーソルテクノロジースタッフ(旧 インテリジェンスの派遣)

併用する理由としては、派遣の特性上、基本的には1社しか派遣会社内の選考に進めないのです。派遣会社の特性については、改めて記事にするのでその際に説明することにします。

転職に派遣を選ぶデメリットは!?

個人的には、こちらは最初に戻りますがやはり「目的」を持たないと危険です。

「お金」を稼ぐ、「正社員になる」「スキルアップ」などです。

派遣の中でも一生懸命にやっているといろいろなチャンスに出会います。
「正社員」「無期雇用」「転職」などなどいくらでも出てきます。

それでも、なんとなく契約をしてもらえなかったから次の派遣先を探すというのは、「どうなりたいか」という視点が抜けてしまいます。

その場繋ぎ的な考え方になってしまうと、いつしか「正社員」は無理と諦めてしまい、「なんとなく派遣でしか」という状況に陥ってしまっている人もいます。

この状況だけにはならないように、何を目指して頑張るのかは目的があったほうがいいです。

また、この新型コロナウィルスの影響で非正規雇用の人の職が危ぶまれています。
基本的には、派遣よりもアルバイト・パートの方が圧倒的な数ではあります。

ただ、正社員よりも守られないということだけは念頭に入れておかなければなりません。
だからこそ、スキルがあれば」「派遣だから」などという雇用形態に限らず選択肢を広げることができ、「派遣でも」活躍することができるようになるのです。

まとめ

  • 転職に派遣の選択肢は基本的にあり
  • 未経験や新卒で始めるよりも給与が高い
  • ライフスタイルも選べる
  • オススメされる職種も多い
  • 登録企業の口コミも多数
  • ただし、派遣でしか働けない状態にならないように目的を持つ

もし、現時点で未経験からチャレンジしたいと諦めていた職種があるとするなら、ぜひ派遣から始めるという選択肢を視野に入れていただければと思います。

実際に40代や50代からメキメキとIT知識を付けている方もいらっしゃいます。

職歴がなくて、ハローワークの研修で勉強した後に派遣からキャリアをスタートさせた方もいます。

色々とチャンスは広がりますので、不明な点があれば無料相談をご利用ください。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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