こんにちは。転職コンサルタントのHiRokiです。
本日は、転職エージェントの面談の内容について解説したいと思います。
そもそもの転職エージェントの面談内容ってどんな感じなの?
何か準備が必要?本音で話して大丈夫?と不安があると思います。
今回は、転職エージェントを動かして効率の良い転職活動に変えられる可能性があります。
転職エージェントに対する考え方、うまく「動いてもらう」方法をご紹介します。
準備や本音についても、その観点からご紹介します。
以前に触れた内容については以下の記事を参考にしていただければと思います。
目次
転職エージェントの面談内容って!?
転職エージェントに登録すると面談日程を調整します。
最近は、WEB上で希望日を出すと面談が確定するパータンが多いです。
確定するとメールの内容に「日時」「担当」「場所」「服装」などが書かれています。
時間は1時間〜1時間半ほどが一般的で、だいたい1h半くらいかかると思っていた方がいいです。
到着時の受付方法についても案内があるので、「オフィス」に出向く必要があるものの迷うことなく受付をすませることができます。
ちなみに服装は、「カジュアルで大丈夫です」とあります。
実際、選考されるわけではないので、カジュアルで大丈夫です。
ただし、印象を大きく左右してしまうような派手なものは控えたほうが良いと思います。
あくまでエージェントのキャリアアドバイザーも人間なので、「印象」を持ちます。
私の場合は、私服をあまり持っていませんが私服です。
ハーフパンツに襟付きのシャツで行きました。
面談は転職エージェントでは基本的に同じような流れとなります。
①自己紹介、転職しようと思った理由について
②職務経歴について
③キャリアビジョンについて
④転職の希望条件について
⑤案件紹介
どの転職エージェントの内容にも「安心して本音でお話しください」と言うのがあります。
これは、実際に転職エージェントはキャリアを整理して行くので言いたくないことは言わなくていいし、気軽に相談してもらっても企業には伝えないので安心だと言う旨が強調されています。
転職エージェントの準備は?
これは、転職エージェントと面談する際の準備については「履歴書」と「職務経歴書」を先に送っておいたほうがいいとあります。
これは、キャリアアドバイザーの忙しさにもよるのですが、職務経歴書などがあるとキャリアアドバイザーが目を通して先に合いそうな求人に検討をつけることができます。
職務経歴書や履歴書を先に送っておくことで、キャリアアドバイザーも準備して面談に臨むことができます。
また、職務経歴を伝えるのに「整理された書類」で説明するのと「口頭」で説明するのでは伝えやすく伝わりやすいです。
最低限職務経歴書と履歴書は送っておきましょう。
職務経歴書についても内容についてのアドバイスをもらえる可能性もあるので、自信がなくても作成して送っておきましょう。
一般的には準備はここまでとなっています。
転職エージェントは転売屋!?
ここからは、転職エージェントに対する考え方と実際に行うべき準備についてお伝えします。
まずは、転職エージェントについての立ち位置から確認して行きましょう。
転職エージェントは、「人」が「企業」に入社することで「企業」よりお金が入ります。
わかりやすい構図に変えましょう。
上記はメルカリのビジネスモデルとなります。
極端な例ですが、これを人材紹介に当てはめてみます。
メルカリ→転職エージェント
商品(売り主)→求職者
顧客→企業
ビジネスモデルでいうと同じような構図になります。
こういったビジネスモデルが成り立ちます。
転職エージェントはメルカリのような仲介会社と考えると良いでしょう。
良い商品の方が売り込みたい
つまり、良い商品と思われればすぐに売れるということです。
「じゃあ、職歴が浅いから無理?」
そういうことでありません。
転職エージェントが「うちの商品として売りたい」と思われれば良いのです。
上記の図が少しわかりにくい部分を解説します。
メルカリのビジネスモデルです。
売り手は商品を希望条件とともにメルカリに登録します。
メルカリは、買い手を探して売り手の登録した商品を顧客に紹介します。
顧客はそれの購入を決めるとメルカリにお金を支払い、手数料を引いて売り手に渡します。
転職エージェントのビジネスモデルです。
求職者は自分という商品を希望条件とともに転職エージェントに登録します。
転職エージェントは、転職先を探して求職者の登録した商品を企業に紹介します。
企業は内定を出して求職者が承諾、入社すると転職エージェントに支払います。
つまり
転職エージェントが積極的に売りたいと思う人材が重宝されるということです。
メルカリと同じようなラクマにも売り手が同時に出品していたら、メルカリとしてはラクマではなくメルカリを通して購入してもらわないと利益は生まれないのです。
良い商品になるには!?求職者は売り手でもある。
求職者は、商品であるけども同時に売り手でもあります。
つまり、良い商品として定義してあげなければなりません。
「あなたはどんな商品でしょうか?」
クレームにならないように傷や汚れは伝えるでしょう。
でも、見えないエピソードはマイナスになるなら伝えませんよね?
例えば、雨に濡れたけど特に商品に影響がなかった際にわざわざ伝える必要はないでしょう。
だから、経歴を詐称する必要はありません。
同じ商品でも、「こういう使い方ができます」「こういう良さがあります」と伝えるでしょう。
自分を知ることが最初の準備
自分という人間がわからないと売り手が見つけにくということがおきます。
「売る」ということだけを考えたら、行き先を選択しなければいけるでしょう。
でも、求職者にも希望があります。
そうなると「どんな人間で、どんなことがしたい。なぜなら〜」がないと行き先が見つけにくく、求職者の希望がわかりにくなってしまうのです。
転職エージェントのキャリアアドバイザーも「あなたのことがよくわからない」「紹介先が定まらない」となると・・・
・この人、紹介しても決まらなそう
・本当に転職する気あるのかな?
・経歴の割にこだわりが強そう
などマイナスな印象を与えかねません。
だからこそ、まずはしっかりと以下のことを考えましょう。
- 転職理由
- キャリアプランとその理由
- 希望条件とその理由
この辺りのことをしっかりと伝えましょう。
ここまでしっかり相談できれば
「少し難しいと思いますので、条件を下げましょう」
「これがやりたいなら、こういう仕事をするのもありかと」
などあなたの希望に沿いながら、頭の中でのマッチングをスタートさせてくれます。
本音で話すべき??
本音で話すべきですが、これは準備をしていればという感じです。
ただ何も考えずに本音を話したとしましょう。
本音をどう捉えるかですが。
- 体調を崩しやすいので残業がないところがいいです。
- 生活していく上で手取りが30万ないときついです。
- 事務経験しかないので事務がいいです。
- 名前を知らない企業は怖いので嫌です。
こういうのが本音だとしたら、絶対本音で話さないほうがいいです。
でも、以下の場合はどうでしょうか。
- 実は、前職で寝ずに働いていたら体調を崩してしまいました。
- ある程度時間の管理をしっかりしてくれるところだと安心します。
- 将来的にコンサルタントになりたいので、課題解決型の営業がしたいです。
- 将来的に結婚を考えているので、年収を50万円でもあげたいです。
私はこのように会話をしました。
実際、求人広告の営業と飲食店での経験しかなかったのですが的確に紹介してくれました。
・求人広告会社
・人材紹介会社
・士業の相談者と事務所のマッチングサイト
・企業のデータを取り扱う会社
・人材派遣会社
・IT会社
上記の会社を紹介されました。
自分で考えていなかった職種や企業を紹介してくれました。
また、ここまで的確に伝えていたので、的確に紹介してくれました。
相手も「人」
ただし、キャリアアドバイザーも人です。
最初に紹介した記事が参考にあると思いますが、「相性」があります。
私も前回は3社使いましたが、実際に相性があったのは1社だけでした。
また、しっかりと話ができていれば求人の紹介を促したり、自分の状況を説明したりとコミュニケーションをとって行きましょう。
キャリアアドバイザーも忙しいですが、積極的な人の方が積極的に案件を紹介できます。
メールで送るのもありですが、電話で会話してしまった方が事務的でなく「本音」でコミュニケーションがとれると思います。
コミュニケーションの回数も大事になってきますので、オススメです。
まとめ
転職エージェントに行くときは、しっかりと準備をして行きましょう。
・転職エージェントの準備は「履歴書」「職務経歴書」は最低限
・本当の準備は「自分を知ること」
・求職者は「売り手」であり「商品」でもある
・転職エージェントも「人」
・自分という商品をしっかりと伝えよう
・「本音」で話すは「ワガママになる」ではなく「本気でぶつかる」こと
キャリアアドバイザーとも本音で語り合えれば、応援してくれます。
自分という商品がわからないときは、ご相談ください。
私が「売りポイント」を一緒に探します。
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本日もお読みいただきありがとうございました。
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