退職後、転職先入社までの国民健康保険は必須加入!?意外な方法

就職・転職

こんにちは。転職コンサルタントのHiRokiです。

今回は、退職した際に次の転職先の入社までの時間がある際に国民健康保険についてお伝えします。

私が退職した際に次の転職先に入社するまで1ヶ月空いてしまいました。
その際に役所の方に確認して取った方法をご紹介します。

若干グレーな部分もありますが、個人の責任において判断していただければと思います。

退職後に必要な手続きは!?

まず、退職後に必要な手続きについてです。。

①健康保険

②年金保険

上記の切り替えが必要となります。

もし、退職後にすぐに次の職場で働く際には特に手続きは必要ありません。
そのまま次の会社にて健康保険・厚生年金の加入が可能となります。

ブランクが空いてしまう際や、離職期間が長くなってしまう際、個人事業主として働く際には①②の加入手続きが必要となります。

こちらは、指定の役所で手続きが可能です。

まずは、①から見ていきましょう。

健康保険について

健康保険については、会社などで加入する●●健康保険組合みたいな名前がついていると思います。

従業員が3000名以上だと会社の名前が入っていたり、同業種で集まっている場合は●●業健康保険組合みたいな名前がついているかもしれません。

75歳未満の方は、基本的にどちらかの健康保険に加入することにより医療機関を利用した際に「保険適用」範囲の医療を受けた場合に医療費の3割しか払わなくて良くなります。

国民全員が加入するものなので基本的には3割のみの負担になります。

現在のように私は喪失した状態にあるため、14日以内に手続きする必要があります。
もしこの時点で病院へ行くと、一旦10割の請求を求められます。

なぜなら、現状は無保険状況となるからです。

そのためもし必要があってどうしても病院に行く際は、一旦10割を支払います。
その後、保険加入できた時点で病院に行ったことを申請して7割の負担分を取り戻します。

ただし、役所に手続き後2週間くらいかかるので注意が必要です。
そのため、14日以内と言いつつもそのタイミングで手続きをすると、健康保険加入できるのは1ヶ月後となります。

2020年6月30日退職
2020年7月13日手続き
2020年7月30日国民健康保険料納付
2020年8月1日転職先入社

7月に全く病院に行かなかった場合は恩恵が受けられないままに5万円程の金額が。
こちらについては、後ほど説明します。

年金保険は!?

こちらは少しややこしくなります。

2020年6月末退職の場合
2020年7月分の給与より5月分・6月分厚生年金が支払われます。

2020年6月15日退職の場合
2020年7月分の給与より5月分の厚生年金が支払われます。

8月1日に入社する場合は、6月末退職の場合は7月分を国民年金にて
6月15日退職の場合は6月、7月分を国民年金にて支払います。

月末に所属していた会社で支払うことになりますので、月末に退職する際は2ヶ月分の年金が控除されますので注意が必要です。

ただし、年金に関しては支払い記録によって、年金の受給に影響してくるのでこちらは1月のブランクが起きる場合には年金の支払いを忘れないように注意しましょう。

手続きの方法は!?

手続き場所は、市区町村の役所や年金に関しては年金事務所にて行います。

会社を退職後に「健康保険・厚生年金保険資格喪失証明書」が送られていると思います。
その書類と印鑑を持って役所の窓口に行くと教えてもらえると思います。

健康保険料の支払いについて

ここからは少しグレーな話になります。

2020年6月30日退職
2020年7月13日手続き
2020年7月30日国民健康保険料納付
2020年8月1日転職先入社

こうなった際には、国民健康保険の納付は意味があるのかということです。
病院にも行かなかった場合に8月1日には次の会社で社会保険に加入します。

ここからは私が役所の方に教えてもらったお話です。

この場合は、「健康保険の納付書が届いても破棄して大丈夫です」ということです。
支払わなかったとなっても特に問題がない旨を教えてもらいました。

事実、先日私の弟の話に聞いた話です。
3ヶ月もの間、健康保険を持たずに生活してしれっと次の会社の保険に入っていました。

いつ何があって健康保険証が必要になるかわかりませんので、お勧めしませんが。

役所の方が教えていただいた通り、1ヶ月分は支払わずに前の会社に入社しました。
これは大丈夫です。

確認した結果は!?

・任意継続

24,000円

・国民健康保険

34,150円

健康保険組合には、保険者番号を伝えれば教えていだけます。
また、国民健康保険には1月1日に現在の住まいに住民票があれば教えていただけます。
私の場合はなかったため源泉徴収票の「支払金額」をお伝えして算出していただけました。

これは、迷いどころです!

1年間はこの金額ですが、来年はどうなるでしょうか?

同じ収入を確保していれば間違いなく任意継続一択です。
年収が半減していれば国民健康保険では、15,000円くらいになりそうです。

まぁ、本当に高いなと思ったら他の健康保険に入れば任意継続は抜けれれます。
ただし、国民健康保険や扶養内に入ることはできないので注意してください。

私は流石に扶養内に入るよりは収入を得ないといけないので、それは大丈夫です。
ただし、年収半減数可能性は捨てきれないところが悩みどころです。

迷ってても仕方ないので任意継続に入ってみようと思います。

社会保険は会社と折半!?健康保険を継続する方法もある!

実は、会社に入っていた健康保険を引き続き継続することも可能です。
この際には健康保険組合などに問い合わせをして「見積もり」を出してもらうことができます。

会社で加入している社会保険はそもそも「会社負担+従業員負担」となっています。
しかもその割合は半分ずつです。

これすごいと思いませんか!?

「給料安いな」「保険料高すぎだろ」「手取りこんなもんか」って思いますよね!?
別に会社を擁護するわけではないんですが、自分の給与分以外にも同じだけの保険料を会社が負担している事実は知っておいたほうがいいと思います。

だいたい給与の15%ほどの金額を社会保険料として会社が収めてくれています。

月30万の従業員が10名で300万。
社会保険料の請求が、300万×30%=90万。
その半分が会社の負担ですので、45万。
会社は半分負担とはいえ、月末に90万が引き落とされるのは、資金繰りにかなり影響します。

引用:加藤税理士事務所HPより

という話がありますが、社会保険の一部である健康保険に関しても会社負担分があります。
15%のうち5%程度が会社が負担している健康保険料になります。

退職から20日以内に加入していた保険組合に問い合わせして見てください。
「任意継続」というものになります。

これは、会社負担分の保険料も自己負担することで、加入していた健康保険組合にて健康保険の継続ができる制度となります。

所得などにより支払う金額が変わります。
基本的には国民健康保険の方が安くなるパターンが多いと思いますが、月額報酬30万以上の方だと保険料の上限があるため任意継続の方が安くなることがあります。

どれくらいの期間はいるかによりますが私の場合は今年の年収が昨年よりも低くなる可能性があります。
その際に2年間同額で保険料を支払うと損をする可能性があります。
もし、今年の年収が昨年よりも高くなるようなフリーランスになれば2年分は国民健康保険領より安く加入できます。

こんな制度があるよという程度の知識となりますが、覚えておいて損はないと思います。

まとめ

なかなか健康保険や年金についてとなると難しいですよね。

こちらについても情報を持って、各窓口に相談しながら自分のパターンを探るのはありだと思います。

健康保険や年金保険の加入は必須ですので、どういう対応をすれば損をしないのかだけ考えていきましょう。

「転職」「独立」「ライフシフト」する上では、必要な情報となると思いますので、またここから情報があればお伝えさせていただければと思います。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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