こんにちは。転職コンサルタントのHiRokiです。
本日は私が求人広告の営業・人材派遣の営業を行ってきた7年間を通しておすすめするIT職についてお伝えする。実は、私も未経験ながらIT職で内定をもらった経験があることがある。
1回目はエンジニアとして、2回目はシステムの営業としてだ。
もし営業職に興味を持たなかったら確実に就いていた職種だと思う。今であれば、むしろIT職にチャレンジしていても自分の性格を持ってすれば正解だったかと思う。
最初に入った会社でどういう仕事をしていたかにもよるが、間違いなく自分の進みたい方向を見つけてITの道でキャリアを突き進んでいただと思う。
今回は、そんな私がIT派遣営業も行った上で、未経験でもIT職でキャリアを積める理由を5つ紹介する。
そもそもIT企業が存在する理由としては大きく2つがあると思っている。
1つは法人向けで「人手不足をシステムに代替する役割」
もう1つは個人向けサービスなどを展開していいて「現状のニーズをより満たすための新しいアプローチの役割」の2つがあると思う。
目次
圧倒的な人手不足と労働力人口の減少によるニーズアップ
まず、現状新型コロナウィルスの影響で新規求人数が落ちていることは間違いない。これは不景気によるものではなく、各企業が採用に一時的にストップをかけている状況が一番影響している。また、アメリカの回復ぶりを見ても一時的と捉えやすいと思う。
こちらの図を見ていただくと思うが、まず情報通信業の企業数は2011年にグッと企業数を増やしている。その後、会社が増減を繰り返している状況だが売上高は伸びい続けている。
また、上記の図だが2008年を100として各業態が2009年、2010年にリーマンショックによる煽りを受けたが2011年から回復している。2011年の回復時にIT企業も500社ほど一気に増えたことになる。
このように景気が良くなるに連れて事業を拡大を狙う企業は増えていくことになる。しかし、それは他の業態や企業も行うので求人数は爆発的に増えることとなる。そして日本の労働人口自体も増え続けているわけではないし、爆発的に失業者が増えたわけでもないとすると結局人以外の手を借りなければならない。それがシステムやITサービスに置き換えられる仕組みになっている。
この状況については、今後も増え続けるのは間違いない。時代の進化が目まぐるしい中に新型コロナウィルスによる「新しい生活様式」が訴えられている今、「テレワーク」の促進などにより新しいシステムやサービスもどんどん生まれている。
これがさらに加速すると考えてられるので、今後もIT業界は人出が必要になり、どんどんと世の中の動きを先読みしながらシステムやサービスが開発されて行く。
だからこそ、未経験者でもチャレンジがしやすい状況なのだ。
どんどん新しいサービスが生まれる
インターネットやスマホアプリを通して、新しいサービスがどんどん生まれている。
これは、2017年時点の年ごとにリリースされたアプリの数である。2017年はappleの審査基準が厳しくなったためにiOSアプリではなくAndroidアプリのリリースが多くなっている。
ただ総じてアプリのリリースは伸びている。このようなアプリは個人規模でも可能なため少人数あるいは一人で開発している人も多いだろう。
ゲームも含めて、新しいサービスはどんどんリリースされている。
今回、新型コロナウィルスにより「宅配事業向け」「在宅向けコンテンツ」などたくさんの新しいサービスが登場している。このように今後も、世の中の流れや動きに応じて個人のニーズや現状の事業をさらに便利にするサービスというものは考えれば、生まれてくる。
そういう意味でもチャンスはたくさんあるのだ。
だから、転職に限らずキャリア積むというのは「独立」や「起業」も含めてどんどん可能性を高めている。
ユーザー視点に近い仕事からスタートして行く
基本的にIT職においては、いきなり「プログラミング」をやってみろや「サーバー」を作ってみろなんてことはほぼないと思う。もちろん、学んだ人向けにそういうポジションから入ることはあるが、未経験においてはいわゆる下流という工程から入って行くパターンがほとんどだ。
未経験からIT職種に転職した場合は2つのパターンが多いが
ユーザーが利用する前に、テストをする
あるいは
ユーザーからの問い合わせやエラーの確認対応
上記の両方あるいは、一方を行う業務が多い。
もちろん、一連の流れからスタートするが「システム」や「サービス」を実際に利用する視点からスタートするパターンが多い。これはあくまでも完全な未経験からスタートする場合である。
未経験からスタートした場合は、研修や実際の工程の中でユーザーが利用するシステムの流れを普段の業務の中から学ぶこともできるのだ。
もちろん、その1つ上の実際のプログラミングから行いたいという人向けの方法もある。
20代向けの転職エージェントには以下のようなところもあるからだ。
実際にユーザーが困った際に、システムのエラー箇所やサーバー・ネットワークのエラーを確認したりして、該当の箇所を各担当者に確認してもらったり修正してもらう。
こういった中で慣れて行くうちに、配置換えやプロジェクト変更により次のステップへ進んだりするのだ。
プロジェクト単位で動くことも多い
IT業界では、「自社でシステムを開発するもの」と「お客様先に行き、システムを開発するもの」あるいは「サービスの構築をするもの」がある。
イメージでいうと、最初は具体的な話を詰めて行き、実際に開発するとなると工程に応じて人数を増やしたり減らしたりするのだ。
「こんなシステムが欲しい」「こんな風に作ろう」「こうやって作る」「作る」「テストする」「実際に使って不具合を直す」というような工程をたどっていく。
これが1つのプロジェクトの単位になることが多い。もし、プロジェクトが進んでいき「不具合を直す」という部分しかなくなっていく。
そうすると人数も少なくなっていくのだ。
先ほどの未経験社の部分で言えば「テストする」の工程に参画してもらって、「不具合を直す」まで一連の中で覚えてもらったりする。
この流れでプログラミングを覚えながら、全体の流れをつかむことができたら配置換えの可能性が高い。
次に「こういうお客様で、こういうプロジェクトがあるからプログラミングから参画して」となるのだ。そうなると今まではテストを行うテスターだったのが、プログラミングを行うプログラマー(PG)としてプロジェクトに参画することとなる。
そのうちに特定のプログラミングを覚えていったら、次に設計と言われる「プログラミングをこうやって行う」というシステムエンジニア(SE)と成長していくわけだ。
このように自分の力量に合わせながら、プロジェクトをはしごしていくことができるのでキャリアを積むというチャンスが転がっている。このプロジェクトや配置換えは、働く会社のやり方や持っているお客さん、事業内容などにより異なるのでしっかりと確認しておこう。
実際に、フリーランスの例になるが、このように工程が上がっていくと年収も上がっていく。特にフリーランスや派遣などの場合は、どの工程を担当するかで募集していたりするので顕著に上がりやすい。
最新技術がどんどん登場する
例えば、 PythonなどはAIなどの技術に使われていたりして、どんどんPythonを使う開発の案件が増えていたりする。また、Googleが開発したGo言語やAppleが開発したSwiftなどは新しい言語となる。JavaやJavascriptなど非常に主流な言語がだったりするが、新しい言語というのはまだ習得している人が少なかったりするので付加価値が上がる。
このように一つの言語のマスターをするというのは、非常に価値の高いことだが、昔からあるCOBOLという言語などは現状は金融機関などでしか使われなくなってきており、非常に活躍の場が縮小している。
また、サーバーなどは会社や自宅におくのではなく、クラウド上に構築するという方法が増えてきている。これがいわゆるAmazonの主事業であるAWS(Amazon Web Servis)だったり、MicrosoftのAzureと言われるものだったりする。
この辺りの技術を取り入れ始めている企業が増えてきているものの、触ったことない人が多いというのも事実。
新しい技術を習得する際には、全員スタートが同じだったりする。もちろん、勉強する過程で起訴知識の部分が違うので習得の時間が変わるという可能性はあるものの「よーいどん」でスタートできる可能性がある。
今後の可能性としては、最初からこういう新技術を学んでいくという可能性も十分にあり得るのだ。
まとめ
・人材不足により、これからもITは必要な職種だ
・どんどんITの世界は進化して、新サービスが生まれる
・未経験はユーザーに近い案件からスタートする可能性が高い
・勉強してプログラマーからのスタートなども可能
・プロジェクト単位で動くことが多いので、どんどんキャリアが積める
・最新技術は登場した時から世の中で一斉に習得がスタートする
上記のように、ITの世界はまだまだチャンスが増えていく。
正直、入口は色々あるが20代・30代であれば全くの未経験からスタートできる可能性は非常に高い。実際に35歳で未経験からIT職を目指して学んでいる友人もいるからだ。
今Youtubeで話題のマコなり社長が運営している会社のエンジニア講座だ。
カンセリングは無料なので、興味があればぜひ参加するのがきっかけになると思う。
その手前にいる方や実際にIT業界に進もうか悩んでいる方に関しては、ぜひ無料相談でご相談いただければと思う。
本日もお読みいただきましてありがとうございました。
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