今からでも遅くはない!超オススメ「嫌われる勇気」

オススメ

こんにちは。HiRokiです。

今回は、現在の私の行動指針になった一冊の本をおすすめさせていただきます。
なぜ、そもそもこの本を読んだかというと「ざっ」とは読んでいたのですが、あまりにも周りに左右されている自分に気付きました。

そんな自分のヒントになればいいなと思い手にしました。

そして、実際に自分の行動をみるみるうちに変えることに成功しています。
拙い文章となりますが、これをヒントに実際に読んでいただければ幸いです。

私に起きた変化

実際にどんなことが起きたかと言いますと・・・

自分で行動することには、過去や現在の状況は関係ないということを学びました。

「できないこと」と決めつけているのには、「できない理由」をつけて言い訳をしているにすぎないというのは刺さります。

これを読むことで、「自己受容力UP」「他者と比べない」「自分のいる環境だけを見ない」など視点が「過去」や「現在」ではなく「将来」に向きます。
また、何かうまくいかなかったときに、「今回は」と自分を許すヒントを得られます。

実際に・・・

今進行していることとしては、「筋トレ」「ブログ」の習慣化に成功しました。
自分の描いている理想像とのズレを埋めようとしない言い訳をしていました。

・時間が作れないから、筋トレしていても1度忙しくなるとやめてしまっていた。
・どうせブログやっていても収益化できるわけでもないし、続かない

そんな状態を脱することができました。

また、なんとなく条件がいいからと続けていた仕事に見切りをつけることができました。

・やってみる
・自己受容能力
・環境は一つだけじゃない

ということを生かして行動することができました。

こんな人にオススメ

私もコーチングを行う身として、何か参考になるのではないかと思いました。

そもそもみなさんのイメージでは「自分と他者を分離せよ」「承認欲求を否定している」
というような内容だということはご存知の方も多いのではないでしょうか。

もちろん、承認欲求を求めて他者に振り回されがちだなと思う人は、すぐにでも読んでいたければと思います。

ただ、私としては色々なところで要約されている以上に「承認欲求」という部分にとらわれずに、ぜひ

「何かを始めたいけど始められない」
「すぐに挫折してしまう」
「環境のせいにしてしまう」

そんな方には、ぜひ一読していただければと思います。

きっと変わるチャンスを掴めると思います。

ここからは、実際の本の章に沿って私が要約したものをご紹介します。

第1章 トラウマを否定せよ

そもそも心理学において「アドラー」は知名度が低い。世の中的には「ユング」や「フロイト」が有名であり心理カウンセラーなどにおいても後者の2人の考えを取り入れたものが多い。「人はなぜ変われないのか」と言ったときには「私は●●だから」という過去の原因があるから変われないという主張が一般的である。「私は貧乏な家に生まれたから」「私は運動音痴だから」「私は赤面症だから」という病気なども含めて何か原因があるからできないという原因論が世の中の一般である。でも、アドラーの考えでは、それは人が変わらないための言い訳であるというのだ。人はそもそも「変わらない」という決心をしているため、貧乏や運動音痴、赤面症など、あたかもそれがなければ出来るが、それがあるからできないのだという言い訳を作っていると。しようと思えば、出来るのに失敗をしないためにあるのだという。

第2章 すべての悩みは対人関係

人が悩むことには、すべて人が共同体という「だれか」が絡んでいる。「嫌われるのではないか」「傷つけるのではないか」「あの人はすごいけど、私は…」など特に劣等感というのは非常に感じやすいもの。でも、本当に感じる必要はあるのであろうか。身長が小さいという悩みがある(これも他者を意識している)でも、悩んでいたことが誰かにとっては話しかけやすかったり、親しみやすかったりしている。優越感に浸る人もいるだろうが、実際にはそれがプラスに働くこともある。人によって感じ方が違うのである。だからこそ、その誰がどう感じるかまではわからないので、「自分」を受けれいることが大事である。また、人と比べて比較して優越感に浸ることは「背が高い」「勉強が出来る」など自慢してくる人、中には不幸を自慢してくる人は誰かと比較した劣等感を感じ特別でありたいことの裏返しなのである。周りの人は「敵」ではなく「仲間」と認識することで勝ち負けなどの考えすら持つ必要がないのである。どんな環境下でも「何を与えられる」ではなく「与えられたもの」をどう使うかが大事。

第3章 他者の課題を切り捨てる

この章が非常に有名な内容だと思う。まずは、承認欲求を否定する。承認欲求というのは「褒められたい」「認められたい」という思いであるとともに上下の関係を生み出している。評価されたいという自分のためではなく他社のために生きている状況だと。これは世の中の賞罰教育が招いた結果であるとも述べている。(「褒めてくれる人がいるから適切な行動をとる」「叱る人がいないから何をやっても許される」という状況は良くある)上下の関係ではなく横並びの関係として人とは付き合う必要がある。どんな相手だとしても同等なのだ。例えば相手が自分の子供だとしても。子供が勉強しないのを叱るのは、親が世間体を気にしたりするから怒るのである。本当は勉強をするというのは、子供の課題なのだ。こういう場合は、いつでも力になるという姿勢だけを取れば良い。また、他者の顔色を伺うのでなくあくまでも自分が相手にする喜ぶだろうことをすれば良いだけのことである。結果はわからないのだから。相手によって喜ぶ人も嫌う人もいるのである。

第4章 世界の中心はどこにあるか

結局、対人関係についての悩み自体は「共同体感覚」を持つことで解決できる。共同体とは私たち生物・非生物など関係なく宇宙全体まで含んだ「すべて」です。つまり社会への関心を持つこととなりますが、「私」「あなた」の2人でも成り立ちます。そしてこの社会の中では「褒めても叱ってもダメです」「相手と対等いること」が求めれます。ただトラブルがつきまといますが、それは自分の問題ではなく分離された課題にあるので他の共同体へ移れば良いのです。学校でいじめられたら転校すれば良いし、勉強せずビジネスを始めるのも良いでしょう。そして、人の課題には介入しない。介入とは相手を下に見ているから自分が正しい方向に導こうと操作する行為である。そういうときは、援助を行う。あくまでも本人に自信を持たせてあげる自分で立ち向かってあげるようにすることが必要だ。アドラー心理学では「勇気付け」と呼ばれる。そのために横の関係であるからこそ「ありがとう」「助かったよ」などの言葉が重要。そういう言葉は、他者に貢献できたと思うことができ勇気付けにつながる。

第5章 「いま、ここ」を真剣に生きる

結構、衝撃的な章だった。まずは自己受容する。「自分は100点」と言い聞かせるのが、自己肯定。「60点」の自分がどうしたら100点に近づけるか考えるのが自己受容。そして、信用ではなく信頼をする。「何かを担保に人を信用する(クレジット)ではなく、無条件に信頼する」信頼なくして、他者と良い関係などあり得ないのだ言い切っている。なぜなら懐疑的な人と付き合いたいかと言われたら、やはり信頼を得ることはできない。おそらく裏切られることもあるかもしれないが、どんな人間でも信頼し続けてくれる人を裏切り続けられる人はいないという考え方である。そして大事なのは、他者への貢献である。「誰かの役に立っている」実感が必要だという。そして、共同体の役に立つという「他者貢献感」があれば人は幸福を感じられるという。また、人はカーブ線で人生を描きがちだが実は刹那の連鎖によって生きている。だから、先を目指して生きるのではなく、その瞬間瞬間に役に立っていることを踏みしめて生きていくことで今を幸せに生きていけるのである。

まとめ

・自分は自分という考え方を持つ、そして自立する
・他者信頼、他者貢献を行い、社会との調和を目指す
・自分は能力があるということを認識すること
・人々は自分の敵ではなく、味方だと思うこと
・自分の課題と他者の課題をごちゃ混ぜにしない
・過去や未来は一切関係なく、今を生きること

今回は、ものすごく簡単に要約させていただきました。

実際には、私の文章よりも「嫌われる勇気」は対話形式で話が進みます。
具体的な例も非常に豊富なので、アドラー心理学を本当に噛み砕いて説明してくれている本だと思います。

個人的に私がアドラー心理学を実行する上で日々感じていること最後に記載します。

アドラー心理学は「自己」と「他者」を明確に分離しています。
そして、「自己」にスポットをあげており、「相手がどう考えるか」は別問題としています。

「あなた」が貢献していても「相手」がどう捉えるかはわからないということは理解できます。

ただし、転職面接の場面では「他者」を説得する必要があるものに関しては、「相手を説得する」という視点が必要があるので、「過去」の自分の行いや考え方も含めて説明する必要が出てきます。

これは過去に原因を求めるアドラー心理学とは相反する考え方なのかなとも思っています。
ただ、私の認識の誤りや解釈の仕方にもよるので引き続き勉強を続けていきます。

あくまでも「自己」視点で「将来」にスポットを当てて行動するために、ぜひ利用していただければと思います。

感想や意見等もぜひお待ちしております。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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