こんにちは。転職コンサルタントのHiRokiです。
本日は、転職時に見落としがちな応募や面接時のマナーについて解説いたします。
普段から調べたりしている方なら知っていると思うような基礎編となります。
私もいちいち調べていた記憶があるので、参考にしていただければと思います。
当たり前だと思ってたけど、実は間違いだった!?なんてことがあるかもしれません。
知ってるよ!という人も、「こういうときにも気をつけなきゃいけないんだ」という注意喚起になると思うので、ぜひ一読ください。
これ知ってる!?貴社と御社の使い分け
まずは、意外と見落としがちなポイントからです。
実際、私の上司がメールの添削をしているときに知らなかったりしたので驚きました。
意外と知らない人がいると思うので、さらっと使い分けを覚えておきましょう。
違いは、口語と文語の違いです!
貴社・・・書類、メールなどで使う「あなたの会社」という意味
御社・・・話し言葉として使う「あなたの会社」という意味
なので、先ほど記した通り「メール」での御社という言葉は誤りなのです。
また、念のため載せておくと
「弊社」は私の会社という意味になります。
ごちゃごちゃにならないように、社会人として普段から使い分けを覚えておきましょう。
応募書類の送り方/メール編
これは、転職エージェントで応募する際に、転職エージェント(人材紹介会社)に送るパターンが多いと思います。
正直いうとそんなにマナーは気にしなくても大丈夫です。
ただ、私も過去の転職活動において数回直接メールにて送付したことがありました。
パターンとしては、「直接応募」をした際に起こります。
企業HP内または、Indeedなどから応募したときにやりとりが発生する可能性があります。
企業ホームページの応募欄がある際は、「名前」「電話番号」「応募動機」などの記入欄があることが多いです。稀に「職務経歴書」「履歴書」の添付があるところもあります。
しかし、昨今の採用難により、企業はまずは興味を持ってくれる人を探しているのが現状です。
そこで「いきなり応募ハードルをあげるのではなく、名前や簡単な経歴、志望理由、メールアドレなどに留めて応募フォームを作成しているパターン」が多いです。
そういった際には、面接前に送付するパターンと当日の手渡しのパターンになることがあります。
最近は、求人媒体から応募するとすでに登録情報から書類選考が行われるので、面接時には当日持参というパターンも多いです。
「あっ、この会社知ってる」というレベルの会社では、ほぼ間違いなく直接ホームページ等から応募しても、書類を求められるでしょう。
そういった際には、メールの返信でお送りするようにしましょう。
●●株式会社
採用ご担当者様
お世話になっております。
●●と申します。
ご連絡いただき、ありがとうございます。
早速ですが、履歴書・職務経歴書を添付いたします。
尚、ファイルのパスワードについては別途お送りいたします。
お忙しいところ大変恐縮ですが、
面接の機会をいただけますと幸いです。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
————————————–
氏名:(ふりがな)
郵便番号:
住所:
電話番号:
メールアドレス:
————————————–
上記のように、返信できれば問題ありません。
注意点は以下です。
①件名はそのままで、CC等に複数のアドレスがあったりするので全員返信で返信
②会社名+ご採用担当者様あるいは、採用担当 ●●様
③書類は、ZIPファイルにしてパスワードを設定
④署名も忘れずに
上記4つで社会人としてのマナーを見られていることが多いです。
ここは十分に留意しておいてください。
ファイルのパスワードのメールもその後に、お送りするようにします。
しばらくして、お祈りメールが来るか面接の案内が来るかとなります。
手渡しの際の渡し方も注意!!
履歴書・職務経歴書を持参する際の注意点もまとめておきます。
①履歴書の写真の裏に名前を書いておく(剥がれたときの保険)
②履歴書・職務経歴書はファイルに入れてからA4封筒へ
③封筒には、「応募書類在中」と左下に赤字で記入
④裏面には、住所・名前を左下に黒字で記入
⑤書類は、折れないようにファイルに挟んだりしてカバンに入れよう
まずは、持っていく際の注意点上記を忘れずに行おう。
実際に渡すとなると2パターンあります!
①受付の方に渡す場合、席について面接を始める前に先に渡す場合
→そのまま、相手側が「応募書類在中」が読める向きで両手で渡します。
②面接を始める直前に、面接官に渡す場合
→この際には、封筒から出してファイルをその上に、応募書類をさらにその上にして面接官側に履歴書の写真が向くように両手で渡します。
これは、転職活動を行なって調べて見ないと実はわからないことだと思います。
マナーとして覚えておきましょう。
面接時の受付方法は!?
これは、営業職などで普段からお客様先を訪問している方なら問題ないでしょう。
意外と「あれ、受付でなんて言えばいいのかな」って思ったりしてしまうかもしれません。
最近では、iPadやタブレットでの受付方法も増えています。
そういう場合には、面接時の受付方法をメールで送ってきていただいているのでチェックしておきましょう。
大きいビルに何社も入っているようなオフィスの場合は、事前に印刷したQRコードが必要なこともあります。また、受付機に入れる名前を指定されている場合も。
特別な受付が必要な場合は、そういう連絡も入れてくれると思うので安心してください。
しっかりとチェックしておきましょう。
受付のカウンターがあるようであれば、それで問題ありません。
一般の会社は、受付に電話があると思います。
受付「はい、受付です」
あなた「本日、●時から(●●様との)面接に参りました。●●と申します。」
受付「承知しました。おかけになってお待ち下さい」
という簡単なやりとりになると思います。
その後は、おとなしく待っていましょう。
ここでケータイをいじっていたりすると意外と見られていることが多いので気をつけましょう。
私も営業していた際に人事の方から「前任の●●さんは、いつも漫画読んで待ってたよ」なんていう話も耳にしています。
面接時のちょっとしたポイント(誰でもできる)
最後にこれはマナー的にプラスに働くポイントをお伝えしておきます。
- 面接の部屋で待っていることが多いが、ドアのノックがされたら椅子から立とう
- 椅子から立ってからは、自分が後から入室したパターンと同様に案内があるまで待とう
- 自分が後から部屋に入室する際のドアノックは3回
- 挨拶時も含めて相手の目を見て話す
- お辞儀するときは、3秒
- エレベーターで送られるときは、「ありがとうございました」とお辞儀したままドアを閉めるか、誰かが閉めてくれるときはそのまま待とう
- もし、入り口で送られるときはその場で「ありがとうございました」とお辞儀する。再度、玄関前のドアや見えなくなる角で振り返りお辞儀する。これも3秒
見送りの際のお辞儀は、接客業などではさらに細かいと思うので、しっかり行いましょう。
私も何かサービスを利用した際には、このお辞儀がどこまでされているかチェックしてしまう悪い癖が・・・。
意外と相手は見えなくなるまで「あなた」のことを見ています。
気を緩めずに、最後まで対処しましょう。
もちろん、面接が終わってすぐのコンビニでタバコを吸うなどリスクがある場所ではやめておきましょう。
まとめ
- 貴社は書くとき、御社は言うとき
- メールで送る際のパスワードや署名を忘れずに
- 手渡しの際にもパターンに気をつける
- 受付時にもみられてる
- 細かいマナーが信頼を得る
今回は、私が普段の営業時から気をつけていることを中心に転職時にも活用できるパターンです。そして、実際に私が行なったパターンを記載しました。
あなたの全力を会社に理解してもらうお手伝いが必要な際には、ご相談ください。
まずは、無料相談から。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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