営業へ転職チャレンジ!未経験での志望動機・自己PR例文!

就職・転職

こんにちは。転職コンサルタントのHiRokiです。

本日は、営業職に未経験から転職したい方へ、選考のポイントとなる志望動機の作り方と実際に使える例文をご紹介させていただきます。

営業職での選考時に見られるポイントを知って、対応できる旨を主張できれば選考通過率が上がることが間違いありません。
非常に裁量を持ってできる仕事であり、結果を見られる仕事でもあります。

この辺りを抑えながら、ポイントを解説します。

営業職の選考が通過しない方、営業職にチャレンジしたいけど志望動機で悩んでいる方、
この記事を読んでいただければ一歩踏み出せるのではないかと思います!

営業職の仕事の種類って!?

そもそも営業職といっても、「誰を相手にする仕事なのか」によっても働き方、休み方が変わってきます。

20代の方だと面接時にこの辺りを理解しているかの確認が入ることもあります。
・「休みの日」何をするか
・平日休みだけど、大丈夫か

など基本的なことですが・・・。

法人営業と個人営業

法人営業は、会社、自治体、国や個人事業主などの事業主を相手にする営業となります。
例)ITシステムの提案、人材採用の提案、資金調達の提案、商品に関する提案、販促ツールの提案、福利厚生に関する提案、セミナーの提案など

自社で扱うサービス、商品を利用してくれる会社を探したり、フォローしたりする仕事が1つです。

法人営業は、法人に合わせて土日休みのことが多いです。

対して

個人営業は、消費者としての個人を相手にする営業となります。
これは、皆さんも受けたことのある営業かもしれません。

例)保険の提案、不動産の提案、金融商品の提案、自動車の提案など

「販売」と「営業」で明確な線引きができませんが、イメージとしては
販売=店舗で待つ
営業=出向く

のような感じです。

個人営業の場合は、個人の方の都合に合わせるのでシフト制だったり、仕事終わりの時間からアポイントだったりします。
もちろん、土日休みのところもあります。

有形商材と無形商材

有形商材とは形ある商品のことです。
例)椅子や机などのオフィス商品、制服などの衣料品、住宅、自動車など

目に見える一般的な商品のことを有形商材になります。

営業する際も「展示場」や「ショールーム」に来てもらったり、小さい商品「電子部品」や住宅の内装素材などであれば「実際に持っていく」ことで説明できる商品になります。

商品の特徴やスペックなどがわかるので想像しやすく、比較してもらうことができたりします。

対して

無形商材とは形なき商品のことです。
例)保険、広告、IT、人材など

実際に目に見えるものではない商品となります。

目に見える商品ではないので営業する際に「課題」を明確にして「営業」がアレンジして提案する必要があります。

商品の特徴やスペックが分かりづらいので、アレンジしたプランなどをいくつか提示して比較してもらうことが多いと思います。

新規営業と既存営業

新規営業は、新しい顧客を獲得する営業です。

おそらく、転職した当時や新卒入社の際には経験させられることが多いと思います。
いきなり顧客を任されることは少なく、最初に新規で感覚をつかんでもらうことが多いと思います。

あるいは、売り切りの商品やサービスの場合、次々と顧客がいないと成り立たないビジネスには新規営業となることがあります。

例えば

不動産の営業で、住宅を販売したら再び同じ顧客に住宅を販売するなんてことはありませんよね?

新規顧客営業の種類

これにも大きく分けて4種類あります。

①反響営業

反響営業は、問い合わせがあった顧客に対して行う営業です。
すでに興味があり、購買意欲が高い顧客が対象となる営業です。

②アポ設定されて提案だけ行く営業

アポ取りは別の部隊が行い、提案のみ行う営業もあります。
自宅等にかかってくる方と、実際にくる方は別ですよね?
興味はあるけど、話を聞いてみたいレベルなことが多いので購買意欲は反響営業よりも下がることが多いです。

③アポの設定をし、伺う営業

自分でリストを作ったり、渡されたリストに従い電話をかけてアポを取り伺う営業です。
一貫して自分で行うため電話の時点で一度会話することができます。
メールでのアプローチなどもありますが、アポ取りは簡単ではありません。

会社名が有名なほどアポ取りの難易度は下がります。

④飛び込み営業

いわゆるアポなしでお伺いして行う営業です。
個人的には電話で営業するよりは効率がいいと思います。
企業に対して来る電話営業の数って半端ない数字なので、大抵は電話に出た方が担当者に繋げてくれないパターンが多いです・・・。
でも、飛び込みだと一度会ってくれるだけ会ってくれる人もいます。

既存営業

既存営業は、ルート営業とも言われたりします。

ルート営業というと、決まったらルートを徘徊してとイメージですが、実際にそういった営業は少ないと思います。

どちらかというと、商品の買い替え、リピート、買い増し、アフターフォローなどにより伺う営業が既存営業となります。

既存営業は、会社取引が長かったりすると「会社への信頼」が高いことから顧客と関係性を築きやすい一面があります。
その反面、数字に関しても「この顧客なら、年間これくらい見込める」といった見方もできるため責任が付きまといます。

また既存顧客に関しては、信頼を損ねたりして失ってしまうと会社としても見込みを失うことになるので取引額が大きい顧客を持つには会社からも信頼が必要になります。

営業経験者が伝える営業の面白み、きついところ

私も7年ほど営業を経験をしています。
個人事業主でカフェをやっていた時も出店先を探すのに営業していたことを加味すると9年ほどになります。

現在も営業をしています。

私が感じた面白いポイントときついポイントをお伝えします。

この部分では、自己PRや営業職に興味を持った部分に活かせます。
きつい部分は・・・なぜきつくても営業職ができるのか
面白い部分は・・・なぜ営業職をやりたいのか

この2つの部分を作るときのポイントとなりますので、ご参考にしてください。

営業職の辛いポイント


営業職の辛いポイントはどこでしょうか。

個人的に思うのは、2つあります。

1つ目
顧客獲得までのプロセスが一番大変ではないかと思います。
これは「個人事業主」としても思うことです。

そしてそのプロセスを支援したいという営業も多いのですが(笑)

これは、すべてのサービス・商品において永遠の課題です。
それが知られていなければいないほどそうなのです。

だから自社の商品・サービスで支援できそうな会社にひたすら電話、メール、飛び込みなどを行います。
プロセスの中ではここが一番大変ですね。

かけても、受付で切られてしまう。
社長に会えない。
成約に結びつかない。

2つ目
数字との格闘。
これは、目標に辿り着かないときにどうするか、常に頭をフル回転させます。

性格にもよると思いますが、個人的には悔しすぎて泣いたことも・・・。
また情けないって落ち込むこともありますし、来月や来年など切り替えられることも。

ただ、給料をもらっていてそこに対する貢献が数字で表せてしまう営業はダイレクトです。
「給料泥棒」「お金払ってるんだから、これくらい頑張れ」
なんて言われてしまう可能性もあるかもしれません。

もちろん、未経験からチャレンジする場合は、数ヶ月は下積みとして考えられているので大丈夫です。

でも、見込んでいる成果が出てこないと会社からプレッシャーを与えられてしまいます。

この2つがきついポイントです。

営業職の面白いポイント

営業の面白いポイントはどこでしょうか。

私が営業職を続けてきた理由としては、顧客の成長や喜びをダイレクトに感じらることでした。

個人向け営業の場合は、あまり成長というキーワードが合わないと思います。
法人向け営業の場合は、なぜ営業に頼るか・・・。

それは、事業を前に進めるために課題があるからです。

だから提案に乗っていただき、実際に結果が現れたときには喜べるのです。
役に立てたという自発的な喜びはもちろん、感謝もされるのです。

しかも

色々と辛い思いをして得た「成約」という目の前のゴールを越して、顧客が目指していたゴールや目的を一緒に達成できるのは本当に報われます。

そして営業が辛いといって辞めて行く人がいたとしても、みんなこう思っていることが多いです。

「顧客の●●さんよろしくお願いします」というように、自分が信頼を得て一緒にやっていた顧客のことを引き継ぎ時にも心配していたりと「人」としての信頼関係を築き上げていることが多いのです。

外から他者、他社を支援できるというのは営業の魅力かもしれません。

営業という病

これ、ハマりすぎると病になります。

すごい辛いんですが、達成感とか半端なく得られることもあります。
営業会社だとよりそういう部分があるんじゃないでしょうか。

「あと●万円で目標達成」「あと●件で目標達成」

本当これ以上数字がない・・・

なんてなっているときに、顧客にお願いしたり、電話かけまくったりして最後の1本が締め日に入ったりすると嬉しすぎます。

私も社内でガッツポーズをしたり、大声を出してしまったこともあります。
これがあるから営業が辞められなくなってしまうことがあるのです。

このはまってしまうエピソードは長くなるので別の機会に記載します。

営業に求められることは!?

では、こんな営業職ですが、どんなことを求められるでしょうか?

それは、先ほどの私の経験談にもありますが、いくつかあります。

  • 自律
  • 工夫
  • 目標達成意欲
  • 根性
  • 貢献
  • コミュニケーション能力
  • 成長意欲
  • 当事者意識

などでしょうか。

この辺りのキーワードを2,3使って自己PR文を作ってください。
またエピソードも含めてくださいね。

そもそも営業という仕事についてですが、上のキーワードとリンクさせます。

  • 自律→自分で動かないと仕事が動かせない
  • 工夫→やり方や提案内容を考えないと顧客に受け入れられない
  • 目標達成意欲→与えられた目標をクリアしようとしないと数字の意味がない
  • 根性→最後までやりきる、やり抜こうとする力がないと投げ出せてしまう
  • 貢献→顧客に喜んでもらえないと「信頼関係」が築けない
  • コミュニケーション能力→話を聞けないと「課題」「要望」が特定できない
  • 成長意欲→ただ同じことをやっているとスキルが身につかない
  • 当事者意識→他人のせいにできてしまうような理不尽なこともある

このようなことが求められています。

本当、自分自身で動かない限りは何も起こらない仕事なので・・・。

未経験からの営業職、自己PR例

例を挙げます。

私は以前店舗での販売職でしたが、お店に来てくれる人に対して行うことが精一杯でもっと自発的に仕事ができる環境にしたいと思いました。私は常にお店の目標を達成できるよう店舗装飾や接客を工夫し磨きをかけて来ました。もっと自分から行動し貢献できる仕事かつ、お客様の喜びをダイレクトに感じられる仕事だと思う営業職を志望します。

前職では経理事務をしていました。バックオフィス業務なので、直接数字を作っているわけではありませんでした。人件費を減らして、もっと数字が作れたという思いから、システムの営業に興味を持つこととなりました。経理で培って来た数字感覚を生かしつつ新たに知識を増やしてもっと色々な会社に対してお手伝いできるような仕事として営業を志望します。

自己PRに関しては、なぜ興味を持ったのか、どんなことが活かせるのかを簡単に記載すると良いです。
また、お話しする際にも1,2分で自己紹介と一緒にということが多いので、

端的に、どのようなことをして、どんなことができて、どう貢献でき、どうしたいのか

がわかるような文章を組み立てていただければと思います。

未経験からの営業職、志望動機例

例を挙げます。

販売職→広告営業

私は広告業界に転職したいと思った理由は、世の中の良いサービスをもっと自分の手で広げて見たいという思いからです。また、今まで自分の扱う商品というのは自社の商品かつ、興味がある人だけでした。もっと自分から顧客を呼び込むマーケティングについて学びたいと思いました。そして営業職であれば足も使うことができるので、この業界で営業職であれば足と頭を使うことができると思いました。

事務職→不動産営業

私は事務職を行なっておりましたが、今までは資料を作ったり電話を受けたりということが主な仕事でした。ただ、現状の仕事だとこれ以上の成長が難しく感じて来ました。もともと趣味で家の写真を見たり、大手家具店に行ったりと「家の空間イメージ」が好きでそういうお手伝いができるしたいと思いました。今まで以上に人の将来を一緒に考える仕事がしたいと思い御社のような不動産営業を志望しております。

転職理由、志望動機に関しては合わせてこちらもお読みください。

志望理由に関しては、自分の過去のエピソードから「その業界」「その会社」の理由を引っ張ってくる必要があります。

上記の記事で解説していますので、合わせてご確認ください。

未経験から営業職、志望動機の考え方

未経験から営業職の場合は、

営業職を志望する理由が必要となります。

・自分で広められる
・自分で考えてマーケティングができる
・営業は会社のフロントマン
・数字目標が個人に着くことが多いので、能力が数値で測れる

上記の理由は、営業職の志望については自分の中のエピソードとこの部分の結びつけを行う必要があります。

また、その業界を選ぶ理由も入れてください。
その商品やサービスを扱いたい理由+営業職の理由

これが志望動機となります。

まとめ

営業職へ未経験からチャレンジする際は、その会社の営業職の内容を理解しましょう!

・法人向け?個人向け?
・商材は??
・新規?既存?

この辺りの理解はしっかり深めておきましょう。

もし、新規や既存の割合、あるいは仕事の仕方について不明な部分があれば、これはぜひ質問したほうがいい内容となります。

また、自己PRや営業においてもアピールするべきポイントや志望動機を整理することで、アピールができます。

また、どうしてここまですると選考に通りやすくなるかというと・・・

営業は、自社の商品・サービスが好きなほうが売れます!

これ嫌いなものだったら騙しているみたいですけど、「この商品を買えば、月に1万ほど光熱費が浮かせるので2年で元が取り戻せて、その後は・・・」という本当にいい商品なら売れそうじゃないですか?

だからこそ、求人企業は「自社の製品・サービス」と「求職者の思いや相性」なども合わせて見ているのです。

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