転職活動がばれる!?在職中の転職サイト利用で気をつけたいこと

就職・転職

こんにちは。転職コンサルタントのHiRokiです。

本日は、「転職サイトを利用するとばれる」という噂の真相について解明したいと思います。
特に在職中にばれてしまうと面倒なことになる可能性もあります。

私は、実際に求人広告を代理運用していた身でもありますので、どうしてしまうとばれてしまうのか。
注意点や実際にばれてしまった方のエピソードを紹介したいと思います。

在職中に転職がばれるとどうなる!?

もし、在職中に転職活動がばれてしまうとどうなるでしょうか・・・。

通常は結構面倒なことになると思います。
もちろん、在職中やばれてしまった人との関係性によるところが多いでしょう。

でも在籍している会社側からしてみれば、仲間を失うかもしれないという危機感が湧きます。

仕事の範囲が大きければ大きいほど管理している上司は焦るでしょう。
しかも、誰かが転職するということを想定していなければいないほどに・・・。

えっ、聞いてないよ。なんで?と思う人が出てきます。

タイミングもあるでしょう。

「もう次の期の戦略に入ってしまっている」
「次の後任を探すのに時間がない」

こんな状況の時に起こることは、引き止めです。

引き止められるのは、本当に面倒

だいたいばれてしまうと「一旦、話し合おう」となることが多いです。

実際私の周りにいた人間が「転職」を考えているということが上司の耳に入っただけで、その上司とその週に面談をしていたり・・・
場合によっては社長から呼び出されていたり・・・

・なんで転職しようとしているの?
・会社に不満があるの?
・給与が上がれば良いのか?
・仕事内容が嫌なのか?
・やりたいことがあるのか?
・どうしたら続けるのか?

根掘り葉掘り聞かれます。

そして厄介なことに・・・
もったいないよ!

そう言われるのです。

・条件あげようか?
・この会社にいれば・・・
・もう少し頑張れば・・・

彼らは本気で引き止めます。

そして、応援してくれるようで、環境を変えることに背中を押してはくれません。

引き止めにあってしまったら?

状況を冷静に分析しましょう。

・もうどんなことがあっても辞めたい
・転職を含めて考えているレベル
・転職活動を考え始めたレベル

上記のように状況によって対応が変わってきます。

もうどんなことがあっても辞めたい

この場合は、「転職しなければならない理由」があれば引き止めから逃げられます。

ちなみに私がしつこい引き止めにあった例
・体調がずっと優れない → 一旦休職しよう

こういうパターンがあるので、気をつけてください。

オススメは他の業界や業種にチャレンジしたい(具体的に)です。

例えば

営業職の場合は「WEB制作に行きたい」などです。
ただし、WEB制作会社でこういうことを言っていると部署異動を提案されます。
もちろん、部署異動でも良い場合は通常通り、まずは相談しましょう!

もし、会社を辞めて他の会社に行きたい場合は、

「自社でチャレンジできないこと」を理由にすれば引き下がります。

ただし「今からは難しいよ」「うちで今の仕事を続ければ・・・」とまるで残ったほうがいいということを本気で主張されるので意思が弱いと辞めることはできなくなります。

転職先が決まっても、こういう引き止めにあってしまったら退職代行会社もオススメです。

東京都労働委員会認証の合同労働組合【退職代行ガーディアン】

転職を含めて考えている

この場合は、会社の引き止めで面談等に呼ばれた人との関係性を考えましょう。

もし、正直に話せるようなタイプであれば素直に相談していいと思います。

ただ、関係性が微妙な時には本当に転職する可能性があるときは、「自分の市場価値が気になって」と言えば大丈夫です!

これは「転職」がゴールではなく、
「自分が市場でどの位置にいるのかを知りたい」
「そして次の目標を立てる参考にしたい」

上記のことを思っている旨を伝えれば、別に動くという意味じゃないというのは理解してもらえると思います。

もし、その場で

「そんな暇があったら・・・」
「お前には、そんな価値なんか・・・」

みたいな発言があったら、それこそ転職したほうがいいと思います!!

自分を高めるための転職活動というのは、私は自分の立ち位置を知る上でするべきだと思っていますので、できる人なら理解してくれると思いますよ!

転職活動を考え始めたレベル

考え始めたレベルでばれてしまったら

現在の状況だけお話しすれば良いでしょう。

「サイトに登録しただけ」「知り合いの会社の面接に行っただけ」など
現在、具体的に動いているわけではなく、「一旦、情報集めに」レベルで良いでしょう。

あるいは、友達の紹介で「どうしてもと頼まれて」など言い訳が可能です。

このレベルであれば問題ないでしょう。

応援してくれるパターンもある!?

中には、「転職」についてネガティブなイメージがない会社もあります。

そういう場合には、会社の雰囲気が「必要な時に必要なところへ行ける雰囲気」というのが醸し出されていることでしょう。

次へのステップアップに対して前向きな会社は、逆にキャリア形成にも向き合っていることが多いので「将来像」をアウトプットする機会も多いと思います。

なんとなく辞めたいと思うような会社ではない気がしますが、もし合わないところがあれば前向きな理由(先ほどの「どんなことがあっても辞めたいパターン」)と同じ対処方法で問題ないでしょう。

黙って知られているのが一番気まずい・・・

「転職活動」がばれてしまっているのに、周りは何も言ってこない・・・

このパターンは気まずいです。

どっち付かずの状況にならないようにしましょう。
また、辞める時期に関しては、ある程度迷惑をかけないスケジュールを考えてあげたほうが変に気まずくならずに辞めることができるでしょう。

もし本当にひどい引き止めなどにあったらやむを得ません。

東京都労働委員会認証の合同労働組合【退職代行ガーディアン】

そもそも転職サイトでばれるって本当!?

転職サイトを利用するだけでばれてしまうことなんてあるのでしょうか。

転職サイトの利用だけで在職中の職場にばれてしまうとすれば、このパターンです。

①会社名が在職中の会社にも非公開になっていなかった・・・
②登録した内容に「会社が特定できるような内容」が入力されていた・・・

おそらくこの2つのどちらかになると思います。

会社名が在職中の会社にも非公開になっていなかった・・・

転職サイトを登録した時に、職務経歴も登録するはずです。

その際に、会社名も入力する必要があります。

本来は、応募した会社に公開される内容です。
応募した際には個人情報が応募先企業に公開されます。

しかし

スカウト機能を利用してると、個人が特定できない状況で求人掲載会社が確認できます。

つまり、同じサイトを自分の会社が利用していて、うっかり社名がすべての会社に公開されているとばれてしまう可能性があります。

サイトによっては基本的に公開されないようになっていますが、自分で設定しないといけない転職サイトもあるので確認して注意しましょう!

登録した内容に「会社が特定できるような内容」が入力されていた・・・

私が思うに、転職サイトを利用する上で一番ばれる危険性が高い部分だと思います。

どういうことかと言うと・・・

社名が公開されていなかったとしても、在職中の会社と特定できてしまう内容が転職サイトに登録されていたらばれてしまう可能性が高まるのです。

つまり「その会社の商品名」「その会社特有の部署名」「その会社特有の制度」などを使っていたら=その会社に在籍していたことがばれてしまう。

例えば

その会社の商品名やブランド名・・・「じゃがりこ」の開発と書いてあったらばれます。
その会社特有の部署名・・・「すこやか熟年課」と書いてあったらばれます。
その会社特有の制度・・・「Know me!」と書いてあったらばれます。

※じゃがりこ=カルビーの商品
※すこやか熟年課=江戸川区役所の課
※Know me!=SanSanの他部署の社員同士で飲みに行ける制度

このような内容があれば、会社を特定できてしまうため
もし、在職中の会社の人事が見たら個人まで特定できる可能性があります。

また、もしかしたら在職中の会社の人が見つけて「御社の社員の方、どなたか転職しているみたいですね」なんてリークがあったらばれてしまう可能性が・・・。

上記の例の場合にはせめて

・大手お菓子メーカーの
・65歳以上向けのサービスを提供している部署
・他部署の方と交流を補助してもらえる制度

など特定ができない程度の情報に止めておきましょう。

スカウトを止めてしまう方法もある

スカウト登録をすると
①会社に個人が特定できない情報を提供されます。
②企業がその情報を見て、合いそうであればスカウトを送ります。

このような情報提供を止めることができる可能性があります。

応募した企業のみに情報提供をすることができれば、ばれる可能性は皆無です。

ただし、そこまで特定される情報がなければ、完全に一致する情報などないので安心してお使いいただけると思います。

心配な人は情報提供されない設定にしておきましょう。

転職サイト以外からばれてしまう可能性が高い!!

実は、転職サイトの利用でばれてしまう可能性よりも、他のルートからばれてしまう可能性が圧倒的に高いです。

どんな可能性があるでしょう。

実際に私の周りが気をつけていることや、ばれてしまったパターンを紹介します。

服装からばれる!?

普段からスーツをかっちり決めているような人は何も心配せずに、出社し面接に向かえば問題ないでしょう。

私もこのようなタイプなので、何も気にせず行えるタイプです。

ただ普段の服装がラフだった人がいきなりスーツを着てきたらどうでしょうか??

こんな服装で仕事している人がスーツできたら、「何かな」と気になりますよね?

商談が入っているような人であれば、問題ないですが社内から出る機会がない人は何か「個人的に研修を受けている」などの理由を作っておかないと怪しまれてしまいます。

SNSからばれる!?

SNSからばれてしまうなんてこともあります。

普段のツイートや自分のプロフィール、あるいはFacebookのような個人名で行なっているもので呟いたことがばれてしまう可能性もあります。

Facebookが友達だけしか見ないと思ったら、友達の友達に「上司」「会社の人」が含まれている可能性も!

前の会社では社内のゴシップ情報をFacebookから仕入れて発信しているような人もいました。
このご時世です。SNSで特定される可能性があるならば発信はやめましょう!

相談した内容からばれる!?

これも気をつけてくださいね。

本当に信頼している社内の同僚など1人か2人なら相談にのってもらうこともあると思います。
でも、ペラペラと喋るのはあまりにも危険です。

前に新卒の子が酔った勢いで同期全員に話してしまったらしく、それで社内に話が広がるという悲惨な状況がありました。

転職するならんてことをわざわざ口外する必要はありません。
相談程度ならいいと思いますが、多数の人に宣言するなんて行為はやめましょう。

休みが増えてばれる!?

中には、有給等を使いながら転職活動を行う方もいると思います。

ちょこちょこ休んでしまうと勘付かれてしまうことがあるようです。
私の周りにはそういう方はいなかったのですが、知り合いの会社で起きたようです。

急にちょこちょこと休みが増えて、噂をしていたら、やはり転職だったと・・。

もし有給等で休んで転職活動をしている人は休む日を増やしすぎず、1日に面接を詰め込むなどの工夫をすると良いと思います。

地方の面接についても「オンライン面接」が可能ではないか、提案するのも今の時代にあっているので受け入れてくれる可能性が高いでしょう。

意外な落とし穴!レアなばれ方

今までの部分は、ある程度気をつけることで防げたと思います。

ここからは転職活動中にまさかの・・・を紹介します。

最大限に気をつけても、どうにもならないこともありますね。。。

取引先からのリーク

営業をやっていた人はこの手の情報が入ってきた人もいるかもしれません。

「先日、御社の方が面接に来られましたよ」

実は、私も営業していてこの話を聞いたことがあります。

もちろん、それ以上は踏み込みませんでしたが、踏み込むこともできました。
これはどうしようもないですが、注意が必要ですね。

大手の会社に勤めている方は、どこかで関わっている可能性もあるのでやむを得ないこともありますね。

転職フェアで会社の人に・・・

転職フェアに行った時にばったりとあってしまう事があるみたいです。

もう仕方ないですね。

でも、これだけはしてください。

在職中の会社が出展していないことだけは確認してください!
また、手伝いやイベントプロモーションなどで関わってないかも重要ですね。

転職活動中にばったり・・・

これも運ですね。

面接を受けて出て行くときに会社の人にばったり。。。

これもどうしようもないですが、こんな偶然に出会ってしまった人もいるみたいです。

不安な人は、転職エージェントでの転職を

ある程度気をつけることで、在職中に転職活動がばれてしまうということは防げるという事が分かっていただけたかと思います。

転職サイトを利用しても注意することに注意すれば全く問題ないです。

それでもわずかな可能性が怖いという人は転職エージェントでの活動を中心に行うのもありです。

案件数で選ぶなら、上記の2社がオススメです。

まとめ

在職中に転職活動がばれてしまうと正直面倒なことになると思います。

まずはばれるポイントを理解して、注意しましょう。
最大限リスクを減らす事が大切です。

転職サイトからばれてしまうこともほぼ皆無です。
安心して登録していただければと思います。

転職サイトについては改めてご紹介します。

ご相談はこちらからどうぞ。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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