転職サイトのスカウトメールってどうなの!?仕組みは!?

就職・転職

今回は、スカウトメールについて求人広告も担当していた身から話をしよう。

実は、スカウトメールには何種類かパターンがある。そのほとんどが自動で送られるものになる。だから、登録してから「あなたにマッチした求人があります」というものや「あなたが検討している求人」や「閲覧した求人」からメッセージが送られるようなものまである。

スカウトメールが来るってことは選考が有利!?

スカウトメールが来ると、「自分が必要とされている」と感じ有利に感じてしますが、あくまでも企業としては

「採用したいターゲットであろう人たちと、より多くの接点を持つための手段」

としてスカウトメールを利用している。

そして、求人サイト側も掲載いただける企業に対して

「より多くの応募、面接をした上で採用成功をしてもらいたい」

「他社サイトのサービスより良いと思ってもらいたい」

として、無料でもつけるし、差別化を図るために有料プランまである。

まず、始めに言えることはスカウトを受け取ったということは恐らく・・・

「選考の対象となるターゲットに値する確率が高い」くらいに思っておこう。

無料のスカウトサービスって!?

実は、最近は無料のサービスでも「自動のメッセージ」と「手作りのメッセージ」がある。

最近のサービスで多いのが「検討リスト」に入ったり「原稿」を見た履歴がある人の経歴が企業側に見れるようなパターンがある。これは、応募しているわけではないので個人が特定できるような情報は一切ないのだが「転職サイトに登録している経歴情報などが社名などを隠した状態で見れるようになる」というものだ。

つまり、興味を持ってくれている人に対しては、企業側は選考対象になりそうな人の条件を予めセットしておくことで「こちらの企業があなたに興味を持っています」というのを示すことができる。この文言は、ほぼそのままの意味で本当に「書類選考からしたいから、一旦応募して見ない?」という意味である。

例えば、20代と30代の営業経験者にはメッセージが行くように設定するなどである。

だから、実際に通りやすいかといえば、このメッセージをもらった人はその求人に関して該当している可能性が高く通りやすいと言えるであろう。
ただし、応募してからのジャッジに関しては「人」が行うことがほぼほぼである。(例外的にAIなどを優先している企業がなくもないと思うので)
つまり、メッセージが来ないから選考が通らないわけではないし、メッセージが来たからといって面接に呼ばれるかは別問題なのだ。

特別なメッセージもある・・・。

注意してほしいが、そんなメッセージの中にもオリジナリティ溢れるものがあったりするのだ。誰かの手によって作られている可能性が高い。

オリジナリティが溢れているというのは、求職者側(あなた)の経歴やアピールポイントを読んだからこそ送れる内容のメッセージである。

これをわざわざ送るというのは、送る側は手間がかかる。

作り手は、いくつかのパターンがある。

①外注にお願いして、該当しそうな人に特別なメッセージを送っているパターン
②求人掲載してもらった営業担当が、会社の代わりにメッセージを送っているパターン
③企業の採用担当者がコツコツ見ながらメッセージを送っているパターン
④その企業の社長自らが頑張ってメッセージを送っているパターン

もちろん、すべて送り主の名義としては、その会社の社長や採用担当になっているパターンが多い。

1つずつ見てみよう。
①の外注パターンでは、先ほどのような条件をある程度伝えてオリジナルのメッセージを●通送るようにしてもらうというように依頼しているパターンである。
これは、企業側のマンパワーが足りないが、より強力なメッセージで応募を集めたい際に利用している。つまり、先ほどの定型分で送られてくるパターンよりは選考通過確率が上がるだろう。ただし、こちらも実際には担当者などが判断することになるので通過率は若干上がる程度と考えておこう。

②求人広告の営業が代理で送付しているパターン。これは営業担当がどこまでその企業に対して「採用担当者」と同じ目線でいるか、また少ないながらもピンポイントで該当しそうな人に送っているか、とりあえず応募してもらうためにバシバシ送っているかによっても異なる。私も企業からの依頼でメッセージを送ったことがあると思うが、企業側と同じ目線で送ることができていないので、通過率は高かった。営業担当の目的や性質により、差が激しくなるだろう。

③企業の担当者がコツコツとメッセージを送っているパターン。これも②に若干似ている部分があるが、書類選考は通過しやすいと思う。採用担当がどこまでの裁量を持って行っているかにもよるが、ある程度1次選考や選考自体を任されている担当者から送られてきていたら、通過率は非常に高いと思う。ただ、やはりとりあえず応募を集めることをミッションとさせられている採用担当者だった場合は、闇雲に送ってきているパターンも。

④これは、もう書類選考通過している状況になる。「あなたの経歴を拝見をしました。ぜひ、すぐにでも面接させてください。あなたの希望に添えるよう努力します」くらいのことが書かれている可能性が高い。実際は、会って判断となるが、とりあえず会いたい気持ちが全面に押し出されたメッセージになっていることは間違いないと思う。実は、このパターンは本当に採用意欲の高い企業は社長自らが土日に20通などを決めて送るということをやっている企業もある。

なかなか見分けがつかないかもしれないが、ここからは実際に「あなた」が興味があるなら応募してみよう。面接はあくまでもお互いを確かめ合う場なので、そこで判断すればいいし、もしかしたら選考が通過しないかもしれない。そんなのは、応募しないとわからないことなのだから応募してみればいい。

他には、どんなスカウトメールがあるの!?

他のスカウトメールは、有料プランのものが多い。ただし、実は求人広告の世界は掲載してもらうための「キャンペーン」がめちゃくちゃ多い。だから、「今回に限り無料で」なんてことが良くあるのだ。一応、有料のようなプランを紹介する。

例えば、求人を出した時に200件スカウトメールを送れるサービスがある。

そうなるとその設定条件を探っていく。
例えば・・・6ヶ月以内にログインしている、●職を●業界で経験している人200人など。

そういう人たちに送れるスカウトもある。

これも結局、送られてくる人というのは、その企業の採用ターゲットに入る可能性が高い。
もし興味があれば、ぜひ応募してみよう。

これもオリジナリティのある文章で送られてくるパターンもあるが、例えば50通●業界で●職を●年経験した人などで絞ると数少ない。
そんな人、そんなにいるのかなぁというのに該当すると「●業界で●職を●年以上経験したあなたに朗報、弊社は〜」みたいな感じでくるパターンもあると思う。
これもまた書類選考の通過率は非常に高くなるだろう。

こんなスカウトメールもある(番外編)

スカウトメールの中には、会社から送られてきたのかなと思いつつ実は「人材紹介会社(転職エージェント)」からのスカウトメールもある。
よくよく見ていくと「この求人に合うと思いスカウトを〜」みたいな文言があるものがある。
これは、実際にはここから登録して実際にそのスカウトメールに記載した企業を受けるか受けないかの選択になるパターンもよくある。

これは、あなたが知らない人材紹介会社も登録しているので、本当に使う価値があるのか、登録するべきなのかよく考えよう。

スカウトメールに記載の企業への応募方法は他にもあり、直接もあるし、すでに登録している人材紹介会社があればそこを使うのもありだろう。

まとめ

このように転職サイトのスカウトメールだけでも、いろいろなパターンがある。

種類選考通過可能性
定型分小〜中
外注、営業担当小〜中
人事担当中〜大
社長

ただし、全くメールがないよりは通過可能性は高まるだろうと思う。

今回は、スカウトメールについて記載した。
会社選びって難しいので、意外と難しいのでスカウトが来ると嬉しいものだし、その中から選びがちになる。ただし、これはあくまでも若干選考が通りやすい可能性が高いというレベルに留め、その中の企業に興味を持った場合には、同じような企業にも応募したりリサーチをするようにしよう。もしかしたら、それが会社選びのヒントになるかもしれない。

あまり意識せずに、着々と応募・選考を進めるのと、自分の選考通過力を高めよう。

もし、どんな会社に応募するべきか迷っているならぜひ相談を!
まずは無料相談から。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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