私は大学を卒業以降、無収入の状態に既に3度陥っている(笑)完全に無収入の時もあるし、食いつないでいたこともある。7月から4度目の無収入状態になるが、仕事をしない訳ではないので、収入を得られるように現在は準備している。
そんな私が経験した実際に無収入になるとどうなって行くのかの心情をお伝えしたい。ただ、性格によるものがほとんどであり、実際考え方も変わっているので合わせてお伝えする。
まずは、時間があることを幸せに感じる
オーストラリアに留学していた時も時間があったが、それでも働いていたこともあり、ハードに働いていた訳ではないが、帰国して無職になると圧倒的に時間は増えた。
また、前回仕事を辞めた際にも2ヶ月ほどの猶予があったが1週間ほどは何もしなかったと思うので時間があることが嬉しかった。
実際に、時間があるとどうなるかというと・・・「だらけた」
これは良いことなのか、悪いことなのかわからないが仕事をしていて思うのは休みを楽しみにしていることだ。当時のやすみ方と言えば「だらだらと何も考えずに時間を過ごすこと」に尽きた。「睡眠」「ネットサーフィン」「友人との通話」「SNS」と楽しむ時間が増えた。
ただ、これはあくまでも平日に「人と会う」などの楽しみ以外の部分である。そして、お金自体も全くないという状況であれば、なんとかなると今を楽しんでしまった。
「退屈」がやってくる・・・。
これは「休み」という概念が「生きるために仕事をしている」という状況の中にある楽しみであるということだ。
オーストラリアから帰国した時も最初は楽しかったが、その後は「土日休み」の友人に会うのを楽しみに平日はだらだらと過ごすというものに変化をして行った。
これは、時間がありすぎる時に起こるものだと思う。前職を辞めた時には、「次の仕事を2ヶ月後までに見つける」という目標があったためすぐに動き出せた。
「いつまでに、何を」という目標がないと人は動き出せないのではないかと思った。
「退屈」の正体
「幸福」の反対とは、「退屈」である
ティモシー・フェリス「週4時間」だけ働くより
私もこの言葉と出会って気づいた。
幸福=ワクワクしている状態
退屈=暇を持て余している状態
つまり、退屈とは自分の時間を人に委ねた時にやってくるものだった。
私自身が目標を持って、やりたいことのために計画的に時間を使っていれば退屈にはならないのである。また、やりたいことなんていうのは本当はたくさんあるのである。
でも、それに気づかずにいると「テレビ」「ネット」など人の作ったコンテンツを待つ状態になり、面白いコンテンツがないと探し続けるだけになってしまう。もしかしたら、お金があれば「映画館へ行く」「何かを買う」などの行動により若干しのげる可能性もあるが、人の作ったものをなぞるというのは退屈なことだった。
これは、休み方が下手だった私がよく陥っていた罠だった。
お金がなくて引きこもる
そして、遊ぶことに飽きて行くと遂にお金がなくなる笑
ここからは良くない現象が起きた。前回は目標があり、陥らなかったがオーストラリアから帰国後は「カフェをやる」という目標があったにも関わらず具体的な計画が立てられず「お金がない」「職もない」「実家暮らし」となった。
この状態には、本当に注意が必要だ。
上記の3条件が揃うと、どんどん引きこもる。特に「劣等感を感じやすい人」「人と比較してしまう人」は陥りやすいと思う。
私は、まさにそんなタイプだった。
「外に出るのが怖い」「人に会うのが怖い」という感じになって行った。
そのままズルズル行ってしまうようなタイプの人は注意が必要だ。
目標があるとすぐに動ける!
その後は、カフェをやるために「アルバイト」をしようと決心し、面接を受けた。
実際に雰囲気などが違って2件落ちたが、地元のカフェで受かった。
目標を決めたら人はすぐに動き始めるのだ。
前回も2ヶ月後という目標があったからこそ、決めることができた。もし、ダメだったとしても延長して納得いく転職をしようと光は見えていた。
次が見えてれば、大丈夫!
結局、次が見えていれば収入がなかろうが時間がいっぱいあろうが大丈夫だ。
私も2ヶ月で仕事で決めた時も入社まで1ヶ月先伸ばしになり、完全なニート状態だった。だが、1ヶ月先というのは「お金の状況」も計画が立てられるし、お尻が決まっているので惜しんで過ごすようになる。
1ヶ月間は、野球を見に行ったり、次の仕事の勉強をしたりととにかく有意義になった。
人は、時間が有限であると感じた方が動けるのかもしれない。
まとめ
だらだらとなってしまったが、
- なんとなく仕事がない状態を続けると「退屈」にはまる
- 「無収入」「実家暮らし」「仕事をしていない」の条件は危険
- 目標があれば計画が立てられて動けるので心配ない
上記のようになるだろう。
現状、私も1日の中で何をするかを計画立てて動くようにしたら充実感が溢れてきている。テレビに関しても時間を決めたり、録画した番組を見たりと見たいものだけを見るようにしている。
時間のご利用も計画的に。
本日も、お読みいただきありがとうございました。
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