こんにちは。転職コンサルタントのHiRokiです。
今回は、タクシー業界の求人にスポットを当ててみたいと思います。
現在、新型コロナウィルスによる影響で失業者増えています。
さらに休業者は423万人にも。
そんな中で未経験から正社員を目指せるタクシー業界をご紹介いたします。
2020年5月時点で、2019年5月から有効求人倍率が急低下しております。
失業者数は198万人と200万に迫る勢いです。
2020年6月末には派遣契約が終了して、職を失う人が増える可能性があるためさらにこの人数は増える可能性があります。
主な業種は製造業、卸売業・小売業、宿泊業・飲食サービス業、生活関連サービス業・娯楽業となっています。
さらにここから2020年末には失業率が4%増える予想もあります。
目次
なぜ、タクシー？
実は、タクシー業界はまだまだ積極的に採用をしている企業が多いのです。
しかもタクシー業界は人手不足がずっと続いている業界です。
経験者募集に固執している会社は非常に少ないです。
少人数でサービスを担保するために経験者のみを集めている会社もあると思います。
しかし通常のタクシー会社はまだまだ未経験の方を育てる採用をしています。
一般的には「未経験歓迎」の仕事が激減
未経験の仕事が新型コロナウィルスの影響により、激減しています。
しかも#SHIFTの記事によると年収500万円〜1000万円台の求人は1〜2割程度の減少なのに、400万円台の求人を境に2〜3割も減少しているらしいです。
どうやら400万円以下の仕事というのは、つまり未経験層がターゲットになる求人となりますが在宅ワークが促進される中での研修が難しいという理由からこの状況になっています。
つまり、現状の未経験枠というのは非常に倍率が高い状態と言えます。
となると、未経験といっても経験が近い人や若い人が優先されてしまうのも仕方がないかと思われます。
タクシー業界は！？
もちろん、タクシー業界についても若返りを図りたいのが実情です。
こちらの記事でも触れたように現状は人口も免許取得率も下がっているのが現状です。
まだまだ年齢不問で60歳以上の方も受け入れている業界がタクシー業界なのです。
Go to キャンペーンも追い風に！？
タクシー業界は、外出自粛期間において非常に大きな打撃を受けました。
解雇や倒産する企業も出てきてことがニュースでも取り上げられました。
他の業界でも同様に打撃を受けていることは間違いありません。
ただし生き残るためにタクシー業界も様々な工夫を凝らしていました。
現在、地方のタクシー業界も含めて飲食店のデリバリー対応を行なっている企業が増えています。
都内ではUber eatsやmenuなど宅配事業者が増加しましたが、やはりその他の地域では移動距離が長くなることからタクシーの存在が欠かせません。
また、都内でも人口は増加傾向にあるため、自粛が明けてからは回復傾向にあります。
そんな中、2020年8月を予定しているGo to キャンペーン。
宿泊代金や飲食代金にて、最大半額を政府が負担（規定あり）のキャンペーンが計画されています。
詳細の情報はまだまだ不透明な状況でありますが、人の移動が活発になるとタクシーという乗り物がまだまだ欠かせないのはいうまでもありません。
だからこそ、8月に向けて7月現在での求人数は増えていると思われます。
タクシーは完全歩合制！？
基本的に、タクシー業界は完全歩合と思われがちですがまちまちです。
しかも、現在失業状態などで歩合制が困る場合にも「研修期間」が存在します。
これは各社によって違うのでチェックが必要ですが、各タクシー会社も人を受け入れるためには待遇面でも熾烈な争いをしています。
1ヶ月、3ヶ月、5ヶ月で研修期間と金額を選択するパターンもあります。
もちろん、研修期間が短ければ金額は高くなります。
他にも2種免許が必要となるため、取得までのサポート内容が違ったり、すぐに辞めてしまう場合には金額の返納が必要だったり。
これに関しては、各社によって違うので自分の条件にあったものに出会えるように「タクシー求人会社」の利用をお勧めします。
どんな金額形態があるの！？
こちらについては２パータンあります。
①基本給、歩合給、賞与
②完全歩合給
もちろん、基本給のパターンにも最低走行距離などのノルマが課せられるパターンもあります。
最近では、中間の基本給と歩合給があり、歩合の金額がある一定以上から賞与としてプールされ支払われるパターンが一般的になっています。。
これもタクシー会社によって違うのですが、5割〜6割が歩合率として計算される会社が多いようです。
寮付きの求人もある！
最近では、待遇がかなり改善されている部分もあり寮付きの求人もあります。
失業している状況であれば、この求人はありがたいと思います。
やはり家賃が安く職場が近いパターンがほとんどなので、生活がかなり楽になるのではないでしょうか。
また、寮がない場合にも住宅手当がでるパターンもあります。
こんな人に向いている！
タクシー業界のすごいところは、60代や70代の方が活躍されていることもあります。
しかも年収700万以上なんてことも・・・。
タクシー業界の仕事が合う人であれば、かなり働きやすい業界なのではないでしょうか。
では、実際にどんな人が向いているのでしょうか。
私は、やってみないとわからない部分が大きいかなと思います。
ただし、こんな要素がある人はチャンスかもと思っています。
- 運転が好き
- 道を覚えるのが好き
- 裏道を使うのが好き
- 人と話すのが好き
- 地域の情報を集めるのが好き
こんな人であれば、向いているのではないでしょうか。
運転が好き
運転が好きであれば、運転は苦にならないと思います。
私も運転が好きなタイプなので、人を家まで送ったり、妻を迎えに行ったりするのが苦になりません。
こういう人はすでに素質を持っているかもしれません。
道を覚えるのが好き
道を覚えるのが好きであれば、かなり向いているのではないでしょうか。
色々な地域へ行ったり、自分の知っている土地から少しずつ頭の中の地図を広げていきたいタイプの方であればワクワクしながら仕事ができるのではないでしょうか。
裏道を使うのが好き
タクシードライバーの方が本当にすごいなと思うことがあります。
「こんな道あったんだ」
「この時間はこっちの方が空いているんだな」
なんて感心してしまうことがあります。
お客様を乗せた時も期待を超えやすいかもしれません。
人と話すのが好き
私も場合によって話す時と話さない時がありますが、話好きの方には良いですね。
話好きの方はまるでアトラクションのような感覚を味わせていただけます。
もちろん、お客様の要望に合わせるのは大切ですが、話を聞くのも楽しみに一つと考える方も少なくないのではないでしょうか。
地域の情報を集めるのが好き
本当にタクシーの方々の口コミってすごいですよね。
「この辺で美味しいところあります？」
「この辺のラーメン屋ってあります？」
そんなことにも噂レベルでも何か答えていただけてる記憶しかありません。
もちろん、お客様から集めた情報かもしれませんが、好きであれば積極的に情報が集められますね。
向いていない人は？
上記のような項目に当てはまらない人はやめた方がいいかもしれません。
運転が苦であると、本当に辛い仕事かと思います。
正直、無口でも全く問題ないと思います。
タクシーの運転手の方って、人のお話を黙って聞ける方も非常に重宝されます。
一方的に悩みを話したり、おしゃべりしたい人も多いですからね。
黙々と運転する中でも、新たな発見があると思います！
また、上記に当てはまらなくても「積極的」に学べる人は向いていると思います。
今後の世の中でスキルアップまで考えてもタクシー業界は良いでしょう。
スキルアップも可能！
明らかにお勧めするとしたら、やはりスキルアップがすごくできると思います。
お客様の期待に応える、期待を越えるということを学ぶチャンスかとも思いました。
もはやタクシーというのは人を運ぶのではなく、「安心」「安全」は当たり前ですが、プラスアルファで「アトラクション」「コンシェルジュ」のような要素があるのではないでしょうか。
旅行や観光で乗られる方を楽しませる。
地域の情報や、便利な情報を共有してみる。
言われた場所にただ行くのではなく、歩く距離が少ない場所を提案してみる。
そんな少しの気遣いができるようになれば、仕事の幅が広がります。
タクシーとしての魅力はもちろんですが、「人」としての価値を高められるので、転職する際の職種も一気に広がります。
タクシー業界→接客業、観光業、小売業
色々と広がる部分も多いと思いますし、本当に様々なお客様を相手にする仕事だと思います。
対応力も自ずと磨かれて行くでしょう。
まとめ
・未経験向けの求人が減少中
・2020年末までにさらに状況は悪化
現在、暗いニュースが多いですが、明るい兆しのニュースも増えています。
タクシー業界も生き残りをかけて非常に工夫されていると思います。
そんな業界で未経験からチャレンジする土台があることはチャンスではないでしょうか。
・未経験向けの求人がほとんど
・Go to キャンペーンも追い風になるかも
・歩合制だけじゃなくて基本給など安心して働ける土台がある
・未経験には二種免許取得のバックアップや研修期間もある
・70代で活躍している人もいる
・キャリアアップのチャンスに繋がる可能性も
タクシー業界に関しては、1社に絞らずに色々と見ていただいた方がいいと思います。
説明会を実施している会社もあるので、参加していただくことをお勧めします。
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また、自分にあった企業を紹介して面接を組んでくれる会社もあります。
今の状況を打破するチャンスかもしれませんので、まずは一歩を踏み出しましょう。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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