こんにちは。転職コンサルタントのHiRokiです。
本日は、転職を繰り返す人の特徴3つと出来ていないこと3つをご紹介。
好き勝手に生きた挙句、現在4回目の転職を行っている私が言うのもなんだけど、そんな私の経験と私の友人たちの経験談なども含めてご紹介させていただく。
今回、初めて「結婚」というテーマも取り入れてみようと思う。転職を繰り返している人とお付き合いされていたりして、結婚を悩んでいるという人にも参考になればと思う。
また、転職を繰り返すこと自体が悪いことだと思わないのを前提にお話を進める。うまく転職を繰り返すのは得策だと思うし、私自身もそうしている。今回はデータに基づくものというよりも私の友人たちの経験などを参考にしているため、偏った情報になる可能性もあることをご了承いただければと思う。
実際に私の考え方の核は「世の中の考えにはいろんな人がいる」というものになるので、こういう人が多いと思うという意見として参考にしていただければ幸いだ。
ただし、実際に私の周りの友人たちは結婚することで、転職を繰り返すということに変化を起こしているのでどう変わったかも含めてお伝えしたい。
目次
転職を繰り返す人の特徴 ①将来を考えずに今を楽しんでいる。
転職を繰り返している友人たちの特徴は、独身者に多い。私も実際に個人事業主になろうと思った際には「結婚」なんてまるで頭になかった。
実際に周りの友人たちも会うたびに仕事が変わっていたりした。たまたまかもしれないが、私の親戚も会うたびに仕事が変わっていることが多い(笑)
「今、●●くんは何しているの?」と母親に聞くと「○○しているらしいわよ」と情報が更新されている。
私の友人の中には、
アパレル販売→ニート→不動産→大手スーパー→ルート営業→不動産のように繰り返す人や
販売→飲食→作業員→営業のようになった人もいる。
居酒屋→営業→営業というようにだんだんとステップアップする人もいる。
上記のような人たちの特徴は、「よく遊んでいた」という特徴がある。
遊ぶというのは、特に何をしていたかというとたまたまかもしれないけど全員野球好きで野球を見に行っていることが多い(笑)
他には、夜のみに行ったりしている人もいるし、ライブとかに足を運んでいる人もいる。
とにかく自分の好きなことを優先して時間とお金を費やしいている人が多いかもしれない。
私の弟も害虫駆除→IT会社→イベント運営会社と転職しているが、まさに時間とお金を費やしてアニメイベントによく行っている。
私は逆にいうと、そこまで割り切れないタイプだから「ニート」を経験しているときも引き篭もってしまったけど、こういうタイプは関係なく外に出ていける人が割り切って仕事をしているイメージになると思う。
大学に行っていた人なんかだと、もしかしたら大学時代にそういう経験があったかもしれない。私の大学時代はとにかく「遊ぶ」ことと「バイトする」ことの繰り返しだった。そういう将来を考えなくてもなんとかなる状況にいるのかもしれない。
転職を繰り返す人の特徴 ②仕事はお金を稼ぐだけ
「仕事」というものに関しては、先ほどの「遊ぶ」「自由」みたいなことを優先して考えている場合「お金を稼ぐ場」と割り切っている人が多い。
つまりどういうことかというと、「●●のような仕事をしたい」「将来は●●関係の仕事がしたい」「スキルを身に付けたい」のような欲や将来に対しての考え方がない場合が多い。
ただ、「遊びに出かけられるように」お金を稼ぐのである。
そのため、仕事選び自体を「なんとなく」行ってしまっていることが多い。
「給与がこれくらいだから」「紹介されたから」「目についたから」と面接にいき、そのまま働くことになったパターンも多い。
アルバイト情報誌や新聞折込に入ってくるようなもので、このエリアだしとなんとなく応募して決まることが多いようだ。
だから仕事については、一生懸命やるもののビジョンみたいなものがないままにスタートするために「なんとなく描いていた想像」と「現実のギャップ」にぶちあたることがよくある。
面接時にしっかりと調べていなかったり、口コミサイトなどや検索エンジンから検索して情報を得ていなかったりする。
「とりあえず」面接に行って、「とりあえず」始めるのである。
転職を繰り返す人の特徴 ③合わなければ辞める
だから、先ほどの想像していたものと現実にギャップが生まれると辞めしまう。
もちろん、辞めるまでの過程があるが、元々お金を得るために仕事をしているので「お金を得る」という他の手段があれば厭わないのだ。
雇った方では、「これぐらいのことで辞めるのか」と思うようなことでも辞める可能性は大いにある。そもそも、そんなことは想定されていなければ辞めるには十分な理由になる。
「ここを乗り越えれば、こういう能力が身につきそう」「ここを耐えれば・・・」「こういう成長をしたくて、この仕事を始めたんだ」
のような踏ん張る思考がそもそもない。だから、辞めてしまう。
「なんですぐ辞めちゃうの?」ってすぐ辞めちゃう人に問うたとしても「嫌だから」と返ってきてもおかしくないのはこのためだ。
なぜ、この仕事を選んだかも言語化できていないため、自分がなぜその仕事をしているのかも振り返ることができないのだ。
もし、すぐに辞めちゃう癖を直したいならば、まずなんでこの仕事を選んだのかということから振り返るといいかもしれない。
「自分と向き合う」ということに関してはこちらの記事を参考に。
転職を繰り返す人が出来ていない事 ①自己分析
まず、転職を繰り返す人は「なんとなく」「とりあえず」で選択をしていることが多い。
「なんとなく」や「とりあえず」には選択する理由が何かしらあるはずなのだ。
そもそも「お金を稼ぐ手段」としてだけ考えずに他の目的も持って転職活動をすれば、転職を繰り返す必要がなくなる。
ただ、転職を繰り返した人というのは少なからず自分の実体験を通して「良い」「悪い」「こういう特徴がある」など業界のことや会社のことを知っている可能性がある。
もし、転職を繰り返すから脱却したいのであれば、自己分析してキャリアの棚卸しをするだけでも大きく変われる可能性を秘めているのではないかと思う。
転職成功の秘訣!最初にやるべき転職の目的を明確にする手順3つ!
自分が何をしたいのか、将来何をしたいのかという考える機会があれば、転職に失敗してしまうリスクを減らせるのは間違いない。
転職を繰り返す人が出来ていないこと ②将来設計・目標設計
仕事で言うところのキャリアに関わらず、「●歳でこうなりたい」「結婚したい」「子供が欲しい」「こういう仕事に就きたい」などの設計がなんとなくでも出来ていれば良いが、先ほどの特徴に挙げたように「今を楽しんでいる」人が多い。
だからこそ、なんとなくでもこういう将来設計があれば、「現在、何をするべきか」が結構明確に見えてくるのだ。
極端な例でいうと、もし「将来的に歌手になりたい」という夢があったとして、「毎日大声で叫ばならなければならなず、毎日長時間労働で仕事が少ない」という仕事をしている人がいたら辞めたほうがいいと思うのは明らかだろう。
「将来設計」なんて暫定的でも良いのだから、しておいて損はないと思う。
私の経験談で言えば、23歳頃に描いていた将来設計は
26歳で起業→28歳で結婚→30歳で子供いて→50歳で引退なんていう理想を描いていた。
もちろん、26歳で独立するところまでは行けたけどもそこからはうまくいかなかったけど(笑)
現実にぶち当たったら将来設計をし直せばよい。
26歳で起業→28歳で廃業・転職(年収280万円)という現実にぶつかった。
35歳までに結婚→40歳までに子供2人&再度独立なんていう風に描き直した。
現実はすでに33歳にして結婚して、独立に向けて動いているし、妻の年齢を考えて子供を作る準備を始めている。
というように、設計をし直せば良い。
そうしたら、「収入は?」「貯蓄は?」「老後資金は?」なんていう問題にも向き合わなくちゃ行けなくなるし。今後の事業戦略なんかも練らなければならない。
ただし、転職を繰り返す人の特徴に当てはまる人は上記の状態から脱却するのにきっかけが必要だったりする。
転職を繰り返す人が出来ていないこと ③キャリアを描く
将来設計と同等の部分になってくるが、このキャリアを描くということが重要になる。
先ほどの極端な例で申し訳ないが、「歌手になる」という目標があったとした時に、キャリアを描ければ・・・
仕事をしながらボーカルスクールに通う→1年後に路上ライブをする→2年後にはイベントに出たり、オーディションを受けてデビューする。
なんていうなんとないキャリアでも描ければ行動が変わってくる。
歌手になりたいという思いが、これだけでも現実的になってくる。
仕事を選ぶ際の基準にも「自分の生活」+「将来設計」の上にキャリア設計ができてくると自ずと仕事を選ぶ基準が明確になるのだ。
そうすれば、自分で意志を持って選んだ仕事だからこそ、続ける理由ができる。
もちろん、日々色んな刺激や、それでも現実のギャップは発生するので、その都度設計を見直せば良い。
結婚して変わる人がいるのは、なぜか
パートナーが実際に上記の特徴に当てはまるという人もいるので、こちらに記しておく。
「今の自分が楽しければいい」「生きる資金があれば良い」という考えがある人が、転職を繰り返してしまう傾向にある。つまり、「自分が楽しければいい」「ただ資金があればいい」と考える状態から脱することができれば人は変わるのだ。
実際そのきっかけの一つに「結婚」や「子供」の存在は大きいと思う。
「結婚」をしようと思っただけでも、すごくお金の計算をした(笑)
結婚式はいくらかかるか。生活費はどれくらい?。養育費、子供を育てるのに。など保険相談にも行ったくらいだ。
パートナーと一緒に保険相談に行くというのも一つの手かもしれない。
周りもみんなフラフラとしていた人は、結婚したり婚約した人は急に転職する際に年収アップに成功している。
今まで、自分でできていなかった分、紹介をもらったり、転職エージェントをうまく利用している人が多い。
働く目的が「今を楽しむ」から「一緒に幸せになる」と転換できる人であれば、安心して結婚して問題ないのではないか。
個人的な意見だが、そういうように思う。
まとめ
転職を繰り返す人の特徴
- 基本的に「今」の「自分」を大切にしていることが多い
- 仕事は「稼ぐ」手段の一つとしか考えていない
- だから合わなければ辞めればいいと思っている
転職を繰り返す人が出来ていないこと
- 自分がなぜそれを選択しているか、何をしたいのかの自己分析
- 将来どうしたいなどの未来のことを考えていない
- もちろんキャリアのことまだ落とし込めていない
個人的に思うこと
- 結婚や子供などのきっかけがあると変わる可能性がある
- 他にも何かの出来事があれば変わる可能性が十分にある
ただただ転職を繰り返すことは時間が無駄になる可能性があるので、気をつけたほうがいい。
これからの時代は、人生100年時代に突入し、信じられないくらいのスピードで世の中が変わる。価値観も変わる。
転職の年齢に関する枠もなくなるだろうし、大きな転換期も2回ほどあると言われる。
だから価値観が変わることで、仕事を変えることも生き方を変えることも良くあることだと思う。ただし、「なぜ、そうなのか」が欠落してしまうと選択を誤ったり時間を無駄にする子になるので気をつけよう。
ぜひ、相談があれば無料相談よりご連絡いただければと思う。
本日もお読みいただきありがとうございました。
コメント