このご時世、悩むポイントではないのかと思い書くことにした。
実際に私が2018年に転職活動をした際は、1枚も手書きで記入をしなかった。失敗したら、書き直すこと自体が時間の無駄だし、そんな効率悪い判断をする会社には行きたくたいと勝手に判断した。では、実際にはどうするべきだろうか。
基本は手書きの必要はない!?むしろ・・・
まずは、初めに現在のこの転職マーケットにおいては、基本的には転職者が優位な状況にある。さらに、書類選考を何社も出していく中でそもそも手間がかかりすぎるというのが大前提になる。
私も人材紹介会社、求人サイト、indeed、HP、など多種多様な手法で50社以上に書類を出した。それを1枚1枚の手書きはできない。
基本的に会社が興味があるのは・・・
「あなたが何をしてきたか」「実際に会社・募集ポジションにおいてマッチしそうか」
この2点を判断基準としている。
世の中に名前が知られていたりするほど、応募書類には数多く目を通さなければならない。そこでもし、「字が汚い」「誤字脱字が多い」などがあれば落とす基準にはなるが、何も感じなければPDFなどの書類の方がよっぽど読みやすい。
だからこそ、無理をして手書きという無駄な作業は一刻も早くやめるべきだと思う。
どんな時に手書きをする必要がある!?
ただし、場合によっては「応募時」に手書きが有効なこともあるかもしれない。
例えば・・・
①担当者が古い常識を引きずっている場合
②手書きの文化を押し出している会社を受ける場合
③そもそも事業自体が「手紙」や「アナログ」を売りにしている会社
④どうしても面接に行きたくて気持ちを込める場合
上から順に見ていこうと思う。
①担当者が古い常識を引きずっている場合
DODAの2018年のデータから引用
上記は、DODAに載っている情報である。
7割の会社は、PCで作成していいと言うデータになる。もちろん、逆の見方もできるが今回に関しては、PCで作成して問題ないのかを基準に見ていく。
そうすると、27.2%の会社が手書きがいいと言っているのだ。この27.2%がどんな会社かわからないが、採用においては時代錯誤ではないかと思う。会社的な理由があったり、所詮アンケートだから個人的な気持ちがあって答えている分には構わないが、これを直接合否の判定材料にするような会社はどうなのだろうか。
この27.2%に当たる確率が高いなと思うなら、手書きをお勧めする。
②手書きの文化を押し出している会社を受ける場合
この場合には、私は個人的には手書きの方が良いと思う。「あなたがどう考えるか」という部分が多いが会社として「普段から手書きで書いた手紙を送りあっている」「お客様(少ない)には、毎年手書きの年賀状を出している」「一つの手紙から生まれた会社」のような会社があるとすれば、手書きの方が印象に残るだろう。
そして、その文化を好んでいるのであれば、是非手書きで書くべきだと思う。
③そもそも事業自体が「手紙」や「アナログ」を大切にしている
このような会社も手書きが喜ばれると思う。会社の事業が延びるのかも含めて考えるべきだと思うが、「先進的な技術が著しい世の中だからこそあるニーズ」「便利になると言うことを捨てることで成長している会社」こう言う会社も実際には多いと思う。
電話ではなく、手紙でしか予約を受け付けない山奥の旅館も実在している。しかも予約は常にいっぱい。例えば、だがそう言う会社を受けようと思っている場合はもちろん手書きにするべきだと思う。
そこが事業の肝にも関わらず、PCで書いたものを送付したりした場合は面接への切符は手に入らないだろう。
④どうしても面接に行きたくて気持ちを込める場合
これって意外によくある話だと思う。なんだろう。最近の人たちがどんな手法で告白するのか分からないけど、手紙を渡すと言う時にプリントされているものが渡されたら微妙かなと思う。手紙を手書きで一生懸命に書いてあったら嬉しいかなと。古いかな。笑
実際に私が体験した話。(恋愛の話じゃない・・・)
私もよく本を読むが、ある時、著者に対して手紙を出したことがある。本当に自分の中で何か自分が変わるきっかけになるような内容だった。だから、便箋3枚くらいにして感想を書いたものを送った。この時点では、一方的に伝えたかっただけだった。
そこから、忙しい中で手紙の返信がきた!(その本の著者は忙しい方なのは、知っていたのでプリントしたもだったが、中身は私に対する返信で宛名は手書きだった)
実際に手書きで書いた方が思いが伝わると言うこともある。
どうせ手書きで書くなら・・・
もし、手書きで履歴書や職務経歴書を書くならば、少し工夫してもいいかもしれない。
強調したい部分を少し力を入れて書いたり、文字の大きさを少し変えたり、場合によってはキャッチフレーズのようなものがあるなら、思いっきり強調するのもありかもしれない。
もちろん、これも時と場合による。
社風を察して、合わせて書くのが良い。
コピーライティングの会社なら、もちろんポートフォリオを合わせて提出するようなこともあるかもしれないが自分の経歴や履歴書に関しても少し手を加えて書くのもありだろう。
あくまでも社風による。
明らかに難しい、背伸びして受ける。でも、面接に行きたい。なんて言うときには、一手間・一工夫が流れを変えることもある。
まとめ
- 私は、PC入力派
- 7割の会社はPC入力あり
- 手書きが有効な場合は、手書きにしよう
- 思いをぶつける場合は、手書きにチャレンジしよう
基本的には、数が勝負になる転職。
ただし、どうしても行きたい会社があるならチャンスは少ない。そんな時は手書きにチャレンジするのもアリかもしれない。(PC推奨派も1割いるので、注意)
今後の転職に悩んだら、是非相談を!
本日も、お読みいただきありがとうございました。
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